覚えておきたい。初詣でこれだけはやっちゃいけない御朱印マナーとは?

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InstagramやFacebookといったSNSで話題になり、

今や女性の間でも人気となっている御朱印集め。

 

そのおかげか、今では可愛らしいデザインの

御朱印帳が多く販売されています。

 

アニメやゲームとのコラボ御朱印帳も売り出され、

御朱印集めはさまざまな年齢層に人気となっているようです。

 

御朱印ってなんだかいいな、もらってみたいな……。

 

でも普段から神社やお寺には行かないし。

 

そうお悩みの方も、年明けには初詣には行きますよね?

 

初詣では神社やお寺に行きますから、

御朱印をもらう最初の一歩としてとてもいいチャンス。

 

初詣で混雑している場合でも、

マナーをきちんと守れば御朱印をもらうことに

問題はありません。

 

今回は、初詣で御朱印集めに初めてチャレンジするために

覚えておきたいあれこれをご紹介します。

 

御朱印のマナーや意味など、

知っておくと御朱印集めがもっと楽しくなるかもしれません。

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今更聞けない御朱印のもらい方、マナー

 

●マナーその一:まずは参拝から!

 

神社やお寺は、神様がいる家のようなもの。

 

参拝することは、神様への挨拶です。

 

誰だって自分の家に挨拶もなしに入られるのは

イヤなものですよね。

 

御朱印集めのみならず、

参道にあるグルメや絶景スポットを楽しみたい場合も、

まずは参拝してから。

 

神様に「おじゃまします」とご挨拶してから、

思いっきりエンジョイしましょう。

 

それでは、お寺と神社、それぞれの参拝の作法を紹介します。

 

【お寺、神社に共通のもの】

 

寺社には必ず手水舎(ちょうずや)と呼ばれる、

参拝前に手を洗うための場所があります。

 

ここでも作法がありますので、覚えておきましょう。

 

①ひしゃくに水を汲み、右手にひしゃくを持って左手を洗います。

 

②左手にひしゃくを持ち替え、右手を洗います。

 

③もう一度右手にひしゃくを持ち替え、左手に水をためてその水で口をゆすぎます。

 

④ひしゃくを縦向きに持ち、口をゆすいだ左手とひしゃくの持ち手を洗います。

 

これらの作法は、最初にひしゃくに汲んだ分の

水だけを使って行います。

 

一杯の水でお作法を終えると、

ほんの少しだけ背筋が伸びるかも?

 

【神社の参拝作法】

 

神社の参拝は、二拝二拍手一拝と言われます。

 

拝とはお辞儀のことで、腰を90度に折るのが基本です。

 

拍手は柏手(かしわで)とも呼ばれ、

パンパンと手を叩くこと。

 

初詣では参拝者がたくさん訪れますので、

周囲の人にぶつからないよう注意しながら

二回のお辞儀、二回の拍手、一回のお辞儀で参拝しましょう。

 

【お寺の参拝作法】

 

お寺にはたくさんの社やお堂がありますが、

最初の参拝は本堂で行うのがマナー。

 

お賽銭を入れるときは勢いよく投げるよりも

そっと差し出すように入れましょう。

 

大きな鈴などの鳴らし物があれば、

神様に「参拝に来ました」とお知らせするために

鳴らしてもいいですね。

 

そしてその後きちんと手を合わせ、

一度礼(お辞儀)をするのがお寺の参拝作法。

 

神社のように二拝二拍手一拝という作法はなく、

手を合わせた後お辞儀をすればOKです。

 

お寺では、参拝者に向けて「献灯」や「献香」として

ろうそくやお線香が用意されていることがあります。

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初詣の際には献灯や献香を行う人も多く、

寺社の方が誘導していることも。

 

列の流れや時間が許すようなら、

参拝の前にそちらにも参加しましょう。

 

●マナーその二:御朱印専用の帳面を用意しよう

 

御朱印ブームの火付け役となった御朱印帳。

 

これが御朱印をもらうときの専用ノートです。

 

御朱印帳を持ってくるのがベストですが、ない場合は

「今日は御朱印帳を持っていないので、半紙にいただいてもいいですか?」

と聞きましょう。

 

ノートやメモ帳といった普通紙だと墨が乗らず、

御朱印がもらえません。

 

目当ての御朱印帳があるときは

先にそちらを買ってから、

御朱印をもらう列に並ぶといいですね。

 

●マナーその三:御朱印をもらう間は、お静かに!

 

御朱印は、参拝者ひとりひとりに対して

寺社の方が手書きで書いてくれるもの。

 

どうしても時間がかかってしまいがちになるのですが、

だからといって御朱印を書いてもらう間に

大きな声でおしゃべりしたり、

スマホをいじるのはマナー違反です。

 

寺社の方が御朱印を書くときのスラスラとした筆使いは

とても美しいものなので、

その所作をじっくり眺めてみてはいかがでしょう?

 

御朱印を書く姿は凛々しく、

思わず写真を撮りたくなることもあるでしょう。

 

しかし、スマホやカメラでの写真撮影もよくありません。

 

どうしても撮影したい場合は「写真を撮ってもいいですか?」

と訪ねてみましょう。

 

初詣では、いつもよりたくさんの参拝者がいます。

 

余計な混雑を避けるためにも、

なるべく写真撮影は遠慮してくださいね。

 

●マナーその四:御朱印をもらえる時間をチェックする

 

寺社は朝早く門を開けるため、

そのぶん夜も早めに門を閉めることがあります。

 

閉門後は、寺社の方が明日に備えてさまざまな準備をするための時間。

 

そんな時間に「御朱印ください!」と駆け込むのは、

大きなマナー違反になってしまいます。

 

行きたい寺社が決まっている場合は、

あらかじめ開門と閉門の時間をチェックしておきましょう。

 

時間に余裕を持って行動すれば、

絶景スポットや参道グルメなど、

思いもよらない出会いがあるかもしれませんね。

 

初詣での御朱印集めで何よりも大切なのは、

神様や他の参拝者、寺社の方々に

失礼にならないようふるまうこと。

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神社などでもらえる御朱印ってどんな意味があるの!?

 

よく耳にしますが、そもそも御朱印ってなんなのでしょう?

 

御朱印のはじまりにはさまざまな説がありますが、

その中でもっとも有力なのが

「お寺や神社に写経(お経を自分で書き写したもの)を納めるときの受付印」

なのだそうです。

 

そのため、寺社の方が参拝した日付や寺社の名前を

墨で書いたものと印章(はんこ)が

セットになったものを主に御朱印と呼んでいます。

 

御朱印は寺社によって違うので、

機会があればたくさん集めてみたいですね。

 

また、寺社によっては行事や記念日によって

特別な御朱印を用意していることがあります。

 

初詣は新年を迎えるおめでたい行事ですので、

特別な御朱印に興味がある場合はチェックしてみましょう。

 

御朱印をもらいたい寺社が決まっている場合、すぐに行かずに

「その寺社で御朱印がもらえるかどうか」

を調べることも大切です。

 

もともと御朱印を受け付けていない場合や、

何かの事情で御朱印の受け付けを

やめてしまっている寺社もあります。

 

行ってから困らないよう、事前に寺社のホームページを見てみましょう。

 

まとめ

 

御朱印集めは観光地のスタンプラリーにもよく似ていますが、

その裏には今まで日本という国が重ねてきた歴史の数々や、

寺社の方々が

「御朱印をもらいに来る人が快適に過ごせるように」

といった思いやりや心配りがあります。

 

その心配りに感謝し、

御朱印をいただいたら「ありがとうございました」の一言を

忘れないようにしましょう。

 

年に一度の初詣ですから、良い思い出にしたいですよね。

 

マナーを覚えて、初詣で御朱印をもらいに行ってみましょう!

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