羽毛布団の臭いニオイ。絶対〇〇だけはしないで!

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寒くなってくる季節、寝るときにあると

嬉しいのが羽毛布団。

 

ふんわりと軽く寝返りがうちやすいのに、

冷え込む夜でも体を暖かく包んでくれる

秋冬の必需品ですよね。

 

結婚や新生活のお祝いに高価な羽毛布団を

購入したりいただいたりしたなら、

長く大切に使っていきたいという方も多いはず。

 

冷え込むシーズンの強い味方である羽毛布団ですが、

実はさまざまな原因でニオイがしやすい寝具でもあります。

 

今回は羽毛布団についたニオイの原因や、

イヤなニオイを撃退して快適に使う方法をご紹介!

 

実はやってはいけない、羽毛布団のNGなお手入れ方法もお話します。

 

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羽毛布団のニオイの原因は何?

 

●新品の羽毛布団のニオイの原因は?

 

買ったばかりの羽毛布団は、実は完全な無臭ではないのです。

 

羽毛や生地を合わせて羽毛布団に仕立てるとに使う

加工剤のニオイが残ってしまったり、

羽毛布団に使われている羽毛の動物っぽいニオイが

してしまったりということは珍しくありません。

 

新しく買ったばかりの羽毛布団からニオイがしても、

すぐに「不良品!」と判断せず、

購入したお店やメーカーの問い合わせ窓口に連絡してみましょう。

 

そのときは「どのようなニオイがするのか」

ということを詳しく説明できるようにしておきましょうね。

 

羽毛布団の羽毛はダック(あひるの羽)と

グース(がちょうの羽)の二種類が主に使われており、

羽をとったあひるやがちょうの食べるエサや

育った環境なども羽毛のニオイに関係してきます。

 

あひるは植物や穀物、虫などを食べるため雑食性ですが、

がちょうは草食性です。

 

そのため一般的には、ダックよりもグースの羽毛布団のほうが

ニオイがしにくいとされています。

 

羽毛布団に使われているほがなんの羽毛か、

というところにもちょっと注目してみたいところですね。

 

●しばらくしまっていた羽毛布団のニオイの原因は?

 

・布団の中にたまった汗や皮脂汚れのニオイを閉じ込めてしまった

羽毛布団は湿度を溜め込む吸湿性のほか、

湿度を空気中に放出するはたらきにも優れています。

 

そのため頻繁に日干ししなくてもいいとされていますが、

使っているうちに汗や皮脂汚れを溜め込んでしまうのは

羽毛布団もほかの寝具と変わりません。

 

汗や皮脂汚れなど人間の体から出る汚れを

落とさないまま長い間保管しておくと、

布団の中でニオイがこもってしまうのです。

 

・羽毛についている油脂が溶け出してしまう

鳥の羽には、水分を弾いたり湿気を放出するための

油脂がもとからついています。

 

羽毛布団の製造段階でこの油脂はある程度

取り除かれるのが一般的ですが、

油脂をあまり取り除きすぎてしまうと

羽毛布団の強みである保湿性が失われてしまい、

羽毛布団なのに全然暖かくない・・・

なんてことになってしまうのです。

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羽毛に油脂がついていること自体は、

暖かい羽毛布団のために必要な条件なのですね。

 

油脂は高い温度や極度に多い湿度に弱く、

夏の間に温度や湿度が高くなる場所にしまっていると、

布団の中で羽毛の油脂が溶け出してしまうことがあります。

 

なんとなく動物っぽいイヤなニオイがするな、

と思ったら、羽毛から油脂が溶け出してきた可能性も考えられるでしょう。

 

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臭いニオイをなくすにはどうしたらいいの?

 

●羽毛布団のイヤなニオイを追い出すには

 

・中の空気を入れ替えて、干す

買ったばかりなのになんだかニオイがする!

というときは、布団の中に溜まったイヤなニオイを

追い出してしまいましょう。

 

保管ケースから出した布団を何度か折りたたみ、

中の空気を1度抜いてしまいます。

 

その後は新しい空気を取り入れるため、

柔らかな日差しの日に3時間程度外に干すのがいいようです。

 

日差しに当てるのに抵抗があるときは、

天気のいい日に日陰で干すのもいいですね。

 

その後何度か使っていれば、

新品の羽毛布団のイヤなニオイは少しずつ消えていきます。

 

眠るときに間に毛布をはさまず、

体に直接かけるようにして使えば、

湿度と一緒にニオイも放出してくれるでしょう。

 

・打ち直し

何度も使っている羽毛布団からイヤなニオイが!

というときは、打ち直しも検討してみましょう。

 

布団の中身を交換する打ち直しは、

羽毛布団だけでなく綿を使った夏用布団のニオイや

使い心地を解決するにも便利です。

 

気になるニオイを特に羽毛布団をお祝いでいただいたり、

高価な羽毛布団を購入したときは、

改めて買い直すよりも出費が少なく済む場合があります。

 

布団屋さんの他に羽毛布団の打ち直しを行う業者もありますので、

しばらくしまっておいた羽毛布団からのニオイが気になるときは問い合わせてみましょう。

 

いくらニオイが気になっても、これだけはNG!

 

羽毛布団のニオイが気になると、

つい考えてしまうのが自宅での洗濯。

 

しかし、羽毛布団は基本的に洗濯ができないのです。

 

羽毛布団の生地には中の羽が飛び出さないよう

「目詰め加工」という特殊な加工がされています。

 

羽毛布団を洗濯してしまうとその目詰め加工に

傷がついてしまい、羽が飛び出しやすくなったり生地そのものが

傷みやすくなってしまうのです。

 

また、羽毛布団に入っている羽毛は水に濡れると

体積が大きく減ってしまいます。

 

羽毛布団の暖かさはふわふわの羽毛同士が絡み合い、

その隙間に湿度を保つことでできるもの。

 

羽毛が濡れてぺしゃんこになってしまうと、

羽毛布団は本来の暖かさを発揮することが

できなくなってしまうのです。

 

羽毛布団は決して安価なものではありませんので、

安易に自宅やコインランドリーで羽毛布団を

洗濯するのは絶対にやめましょう!

 

ですが最近、一部の家具や寝具のメーカーから

「洗濯できる羽毛布団」というものが発売されています。

 

ネットに入れ、ぬるま湯や水と中性洗剤を使えば

自宅でも洗濯OKという便利な商品のようです。

 

購入時についてくる取扱説明書や羽毛布団のタグに

洗濯できるかどうかが書いてあるかと思いますので、

まずはタグや取扱説明書をよく読んでみることが大切。

 

洗濯をしても良いと書いてあるものでしたら、

自宅やコインランドリーでの洗濯も可能です。

 

まとめ

 

気になる羽毛布団のニオイについて、お話しました。

 

いかがでしょうか?

 

寒くなると大活躍する羽毛布団ですから、

使い心地はいつも最高の状態にしておきたいですよね。

 

気になるニオイを撃退し、

冷え込むシーズンをぽかぽか快適に乗り切りましょう!

 

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