刺身に菊が付いている理由は?菊はプラスチックでなければ食べられるの?

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刺身にはよく菊がついてきますね。

 

お刺身を買う場所によっては、

菊がプラスチックになっていたりはしますが、

生の菊だったらあなたは食べるのでしょうか?

 

食べないのでしょうか?

 

今回は、少し気になるお刺身についてくる菊について調べてみました。

 

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刺身を買うとよく菊がついてくるけどどうして?

●菊の花には殺菌作用があります。

 

刺身についている菊の花びらには、殺菌効果があります。

 

現代と違って昔は、生ものの保管ができず、

その為刺身などの側に菊の花を添えていくことで、

殺菌効果をしていたというわけです。

 

その他の意味として

 

①毒消しになる。

②口がさっぱりする

 

などという理由からお刺身の側にはよくつけられていて、

お飾りとしての意味だけではないようです。

 

●古き時代より行われていた食の安全

 

他に刺身のそばには、海藻、わかめ、みょうがなど

添えられていますね。

 

大根の千切りなどもよくみかけます。

 

●食の安全を意識した古い時代の知恵

 

・大根の千切りジアスターゼと言う酵素があり、消化を助ける作用があります。

大根の千切りは単なる飾りだけの意味ではないようです。

 

・竹の皮があります。こちらも抗菌性があります。

現代でよく使われているアルミホイルなどより通気性などの点で優れていたわけです。

 

このように古き時代より、食に対して、

何をどう使ったら効果的かということを

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理解して食の安全を守ってきていたということですね。

 

現代と違って冷蔵庫などもない時代、生ものを食する時、

同時に殺菌効果のある植物である菊の花などを用いたり、

大根のもつ酵素の力で、お腹をこわしたりしないように

考えていたということです。

 

その他、つまなどの海藻類なども添えていくことで、

刺身のくさみも取り、口の中もさっぱりする

といったことも考えていたようです。

 

実際に料理屋さんなどでの刺身の盛り付けには、

下に大根のつまや海藻であるわかめや

トサカなどが敷いてあって、見た目にも

より新鮮さが際立って見えます。

 

そこに薬味としてのみょうがやワサビが添えられていて、

黄色の菊で全体のバランスが美しくなっています。

 

スーパーなどでは、鮮度の問題などから菊がプラスチックに

なっているようですが、飲食店などでは、生の菊がついてくることが多いですね。

 

けんやつまそして辛味など合わせて絶妙に盛られたお刺身は

とても美味しそうに見えます。

 

見た目だけで海藻や大根や菊が添えられている

と思っていたあなたも、古くからのいわれを知ることで、

お刺身を食べる時、少し安心した気持ちになれるでしょう。

 

つまそして菊は単なる飾りだから食べないと思っていたあなたも、

少し食べてもいいかな・・って思いませんか?

 

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刺身に付いてくる菊は食べた方がいいの?

●菊にある食中毒予防効果

 

・菊を食べると解毒作用になる。

菊の花の食べ方として、小皿にいれてある醤油に

菊の花びらを散らし、そこに刺身をつけて食べます。

 

菊は身体の解毒物質に作用し、食中毒を予防します。

 

・菊には抗酸化作用がある。

βカロチン、ビタミンC、ビタミンB群などの

栄養素がいろいろと入っています。

 

まとめ

今までお刺身についている菊の花は、

単なる飾りだけと思っていたあなた、

一度、菊の花を醤油に散らして食べてみませんか?

 

醤油の色どりがぱっとあでやかになり、

そこにお刺身をつけて食べてみると

今までと少し違った感触を感じることができます。

 

古い時代から伝えられてきた刺身にまつわる由来の数々・・

 

菊が添えられていた意味を知ることで、

改めて食に対しての安全について考える

きっかけともなりますね。

 

次の世代へもあなたが伝えていくことで、

これからも先人たちからの知恵は受け継がれていくことでしょう。

 

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