育ち盛りの子どもの食事って
色々考えますよね~。
「栄養のことを考えて作らなきゃ!!」
なんて、わかってはいるけど・・・
どんな栄養素がどういいのか?
どの食べ物に、どんな栄養素が
含まれているのか・・・?
テレビやネットでは毎日のように、
健康にいい栄養素の情報が溢れていますが、
全部を信じていいのかしら??
大人と違って子どもは、
与えられた食事を摂ることがほとんどです。
学校での給食は、
ちゃんと考えられた食事内容だけど、
問題は自宅での食事でしょう!
そこで今回は、
子どもに本当に必要な栄養素は何か?
ご紹介します。
必須アミノ酸9種類!それぞれの役割や効果とは?
育ち盛りの子どもに必要な栄養素・・・
調べたら、最初に出てきたのが
「たんぱく質」。
たんぱく質って、
三大栄養素の一つだからよく耳にするけど、
具体的には、どんな栄養素なんでしょう?
- たんぱく質とは
20種類存在するL-アミノ酸が
鎖状に多数連結してできた高分子化合物であり、
生物の重要な構成成分の一つ。
アミノ酸、これもよく聞くけど
アミノ酸がたんぱく質を作っていたんだ。
よくプロのスポーツ選手やアスリートたちが、
運動能力向上の為に摂取している、
というイメージがあるけど・・・・
子どもの成長にも必要だったんですね。
そしてアミノ酸の20種類も、
2つに分けられています。
体内で生成できる「非必須アミノ酸」
体内で生成できない「必須アミノ酸」
必須アミノ酸は、
食べ物から毎日必ず摂取しないといけない、
アミノ酸です。
そして、その必須アミノ酸は9種類あります
必須アミノ酸9種類の役割と効果
- バリン
体のたんぱく質を作る能力と
体力や筋力の向上
- ロイシン
体のたんぱく質を作る能力と
体力や筋力の向上
- イソロイシン
体のたんぱく質を作る能力と
体力や筋力の向上
- メチオニン
肝機能向上、アレルギー抑制
- フェニルアラニン
精神安定、記憶力強化
- トリプトファン
リラックス効果、集中力、記憶力
- ヒスチジン
副交感神経を沈静させ、
貧血改善をサポート
- スレオニン
肝機能をサポート
- リジン
カルシウムの吸収を促進、
脂肪燃焼促進
必須アミノ酸の主な役割と効果をあげました。
役割と効果が重なっているものが
いくつかあることも分かりましたよね。
今のあなたに必要なのは?効果的にアミノ酸を摂取する方法
アミノ酸のことは、
いろいろ調べて解ったけど、
それを、最も効果的に摂る方法は
ないものなんでしょうか?
手っ取り早くとかまでは言わないけど・・・
まずは、バランスのとれた食事が
基本ですよね。
それから、食品からだけじゃ不足しやすい種類は、
サプリメントからの摂取も効果的です
でも、もっと効果的にアミノ酸を摂るには
タイミングもあります。
- 運動やトレーニング前に摂りたいのは
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
運動後30分以内に摂取すると、、
体力増進に効果的。
- 夕食時に摂りたいのは
・イソロイシン
・スレオニン
・ヒスチジン
成長ホルモンは、夜間の就寝中に
もっとも放出するとされています。
卵や鶏肉、鮭、
さつまいもなどを使ったメニューを
夕食に出したり。
成長促進効果が期待できる
イソロイシンが含まれている牛乳を
就寝前にホットミルクにして飲むのも良いです。
- 安眠に効果的なのは
・トリプトファン
・グリシン
就寝の30分~1時間前に摂るのが効果的。
ですが就寝前の食事は、
消化活動で安眠が妨げられる可能性があるので、
サプリメントでの摂取がオススメです
アミノ酸が子どもの成長にいいからと言って、
むやみやたらに摂取すればいい、
というものではないということも分かりましたよね。
何事にもタイミングって大事です。
でも、大事なことはまだあります。
個別効果をもたらすアミノ酸は、
人によっては身体機能のバランスを
崩すこともあります。
特に、脳に大きな影響を与えるアミノ酸は
12歳以下のお子さんはやめておきましょう。
市販されているサプリメントには、
過剰摂取にならない量に配合されています。
ですが、
使用量を無視して大量摂取するのは
控えてください。
いろいろ心配なときは、
掛かりつけのお医者さんに
相談したほうがいいかもしれません。
たくさんお話してきましたが、
大切な子どものために、
バランスの良い食事とサプリメントを
上手に使って、健やかな成長を促しましょう!
多少、難しいことも
子どものためならできる!はずです
がんばりましょうね!