車を走らせていると、いつの間にタイヤの溝に石が、はさまっているのを
目にした方も多いのではないでしょうか。
そのまま、走ると一定のリズムでカチカチなっています。
そのうち、その音もなくなり、溝の石もどこかに行ってしまうこともありますが
タイヤの溝にはさまった石は取り除いた方がいいのでしょうか?
タイヤの溝にはさまった石はそのままだとどうなる?取った方がいいの?
タイヤの溝に石がはさまっているとカチカチカチ♪ ペシペシペシ♪等の音が
運転席に聞こえてきます。
タイヤの溝にはさまった石は一定のリズムで音がするので、
耳触りになってイライラしたりします。
でも、走行しているといつの間にかこの音が、消えていたりします。
道路は意外と小石が転がっているのでタイヤがそれを拾ってしまいます。
これは深く溝に挟まる物はなく、浅く挟まっている状態の場合が多いです。
走行中は常にタイヤは外側に向いて遠心力が働いていますから、
浅く挟まった石は遠心力で溝から飛び出す事になるのです。
タイヤの溝から飛び出した石の行方
1.タイヤの遠心力の力で後方車両に向かって飛び出す。
後続車両のフロントガラスが割れたり、ボディを傷つけてしまう事もあります。
2.自分の車のタイヤハウス内に飛び出した石が当たる。
全ての石が後方に飛ぶと言う訳ではなく、タイヤハウス内にぶつかる事も。
この場合にサスペンションやショックアブソーバーにヒットする可能性もあります。
この2点が多く考えられますから、溝にはまった石に気が付いた時には、
取り外しておいた方がいいでしょう。
ただ、走行中に音が気になりだしたからと言ってすぐに路肩に停めて石とり作業を
するのは危険ですから、自宅に帰った後や、会社の駐車場などで取るようにした方がいいですね。
タイヤの溝にはさまった石の取り方はどうすればいいの?
走行中にタイヤの溝に挟まった石は、浅くタイヤに挟みこまれている状態になりますから、
手でも取れるのでは?と思ってしまいますよね。
実際は浅く挟まっていても溝にキッチリはまり込んでいる場合が多いですからなかなか、
道具無しでは、挟まった小石は取り除く事が出来ないでしょう。
その場合取り除く工具はと言うと
・マイナスドライバー
・ラジオペンチ
のどちらかがあれば確実に取る事が出来ます。
このどちらかであれば、車内工具にも積まれている事があると思います。
それにマイナスドライバーなら確実に家にも有るでしょう。
それを使って慎重に溝から取り出すようにします。
乱雑に取り扱うと、タイヤ本体に傷を付けてしまう事もあるので、慎重に作業しましょう。
はさまった石の取り方はマイナスドライバーの場合には石の下にマイナスドライバーの先端を
差し込んで引き上げるだけで簡単に取れます。
ラジオペンチの場合には石を挟んで持ち上げるだけです。
この石とり作業を行っている時に、釘やネジが刺さっている場合もあります。
その場合には、抜いてはいけません。
空気が漏れ始めてしまうので、パンク修理にカー用品店やスタンドや
ディーラーに行きましょう。
まとめ
タイヤの溝に石が挟まった時に、取った方がいいのか?また、挟まった石を取るには
どうすればいいのかを紹介してきました。
タイヤに石が挟まるのは、確実に走行中ですから、ほとんどの方は、
そのままにしている事が多いでしょう。
その石が飛んだ時の勢いは高速道路であれば、
後続車両のフロントガラスを砕く力があります。
石が挟まったからといってそうそう車を止めて石を外しているなんて事をしていたら、
仕事にもなりません。
その場合には、挟まった石の音が耳触りになった場合やイライラの原因になるようであれば、
取り除く方向性でかまないと思います。
一回一回止まっていたら何もできなくなってしまいますからね。