高速道路を走っているといきなり、カチッン!なんて音が聞こえたりすると気があります。
その大多数は、前方を走る車がはじいた飛び石です。
運が良ければ、愛車にキズや凹み等ができませんが、最悪のケースであれば、
フロントガラスが割れるはめに・・・
それに洗車の時に気が付くのが小さな傷がフロントガラスに入っている事も有ります。
その様な小さな傷は放置しても大丈夫なのでしょうか。
フロントガラスに飛び石が原因でついた傷・・・そのままだにしておくとどうなるの?
飛び石でフロントガラスに傷がついた場合に、当たった状態によりますが、
一気にバリバリに割れる事は有りません。
車のガラスは2枚の合わせガラスになっており、2枚の間に透明のシートが挟んで有る
形になっているからです。
多くの方が経験しているのはちょっとした数ミリ程度のガラスが
欠けた状態ではないでしょうか。
気が付いた時にはこれぐらいで良かった~と思うかもしれませんが、
実は、後々大きな事態になって行く場合がほとんどなのです。
欠けたガラスが合わせガラスのシートの所で確実に止まります。
これを放置しておくと、ほんの数ミリの中にホコリや汚れが入りこんだり、
雨の水滴や洗車時の水が入ったりする場合も有ります。
そうなる事で合わせガラスのシートと2枚合わせのガラスの外側の面の間に隙間が生じます。
これだけでは、たいした事にならないと思うかもしれませんが、
車を走らせる時には、確実に振動が起きます。
この振動が数ミリの穴にも影響を及ぼして行きます。
まして汚れや水滴がかすかにでも入ってしまっているとその隙間に、
微量のヒビが入り始めるのです。
毎日車に乗っている方の場合には、徐々に大きくなって行くヒビに気が付く時には、
相当な大きさになってしまう可能性が高いです。
数ミリだった穴が、気が付いた時には2~3cm程度になっている事も有ります。
また、振動の大きさなどによって一気に日々が走る危険性も出てきます。
前の日までは平気だったのに、次の日エンジンをかける時に、
真横に日々が走っている事も有るのです。
ちょっとした飛び石の傷でも放置しておくと、こんな状態にもなりかねないのです。
フロントガラスに飛び石でついた傷を修理するにはどのぐらいの金額がかかるの?
フロントガラスに飛び石を受けて傷が付いてしまった場合に、
誰もが思う事は修理が効くかどうかです。
飛び石によるフロントガラスの傷は大きさでは500円玉の大きさが目安となります。
直径で2cm~3cm以内が修理が効く範囲になります。
これ以上大きい場合には、たとえ修理したとしても、
また底からヒビが入って行く可能性が高いです。
また窓枠から10~20cm以内に受けた傷も修理する事ができません。
修理が効く範囲はかなり小さくなってしまいます。
では、修理をする場合には2つの方法が考えられます。
1.プロの専門業者にお願いする方法
2.自分で修理する方法
です。
専門業者にお願いする場合には修理ができるのか?それともフロントガラスの交換に
なるのかを判断もしてくれます。
専門業者に修理をお願いした場合の費用は、専門業者によって違いがあります。
専門業者にお願いした場合の相場費用は、1万5000円~2万5000円位です。
大きさや場所によって費用に差が生じる可能性もあるので、
見積もりをもらっておいた方がいいでしょう。
自分で修理する場合には、カー用品店などで販売されている、ガラスリペアキットを
購入する事になります。
この場合には自己責任で行う事となりますので、最悪の事態を想定して修理を行って下さい。
ガラスリペアキットは1000円~3000円程度で購入することができます。
工賃は自分で行うので、プライスレスになりますね。
修理が効かない場合にはフロントガラスの交換になりますが、
この場合の費用は工賃込みで10万円~と思っていた方がいいでしょう。
まとめ
フロントガラスに飛び石で傷が出来てしまった場合について紹介してきました。
飛び石はフロントガラスだけに起こるわけではなく、横から飛んでくる場合も有ります。
多くはフロントガラスですが、運転席側の側面も飛び石を受ける可能性があると言う事です。
また自分で修理する場合には、慎重かつ繊細に作業をする必要があります。
最悪は一気にピキッ!と行ってしまう事もあるので注意しましょう。