お彼岸になると、母が作ってくれるおはぎが楽しみ♪
しかし…あんこともち米の組み合わせのおはぎ。
小さい子に食べさせていいものか、迷いますね(-_-;)
おはぎはいつから、食べさせても良いんでしょう?
調べてみました!
おはぎは何歳から食べても大丈夫なの?
調べてみると、大体3歳ころから、皆さん食べさせているようですね。
硬さでいうと、奥歯が生えた2歳前後からでも大丈夫ですし、
小さく切って、1歳くらいから食べさせているかたもいらっしゃいます。
しかし、おはぎの米はもち米。
お喉に詰まらす危険があるため、与え方に慎重になる方の方が多いです。
また、おはぎのアンコは甘いため、濃い味付けになれた3歳くらいから与える…という方も。
虫歯リスクもありますし、甘いものには慎重になった方が良いですね。
食べる時の注意点とは?
食べさせるときは必ず
- 少量を切って与える
- 遊びながらや、親の見ていないところで食べさせない
- 飲み物を一緒に用意して、詰まらせないようにする
などの工夫が大事です。
食べている時に、キチンと噛めているかを確認するのも大事です。
ちゃんと噛まないと、丸呑みしてのどに詰まらすことも。
「かみかみして食べようね。」など、声かけして食べさせてあげてください。
赤ちゃんが食べやすいおはぎってあるの?
そうは言っても、おはぎはお彼岸の食べ物。いわば日本の古き良き伝統食。
大人が食べていると、赤ちゃんだって欲しがるかもしれませんし。
出来れば食べさせてあげたいですね。
離乳食の軟らかいご飯に、きなこをまぶした一口おはぎやご飯とサツマイモをつぶして作ったおはぎのお餅に、きなこをまぶしたり…。
といった、
離乳食おはぎもできますよ♪
ポイントは
- もち米→ご飯か軟らかいご飯
- あんこ→きなこ
に代えて、手づかみ食べできる様に一口サイズに丸める事。
おはぎを一緒に食べられて、赤ちゃんも満足(^^♪のはずです。
ちなみに、きなこの原料は大豆ですので、大豆エネルギーの可能性のある赤ちゃんには与えないで下さい。
また、豆腐でアレルギーが出なくても、きなこで出る場合もありますので、与えるときには念のために初めて与えるときには、小さじ一杯程度から。
平日の午前中に与えて、様子を観ましょう。
おはぎとぼたもちの違いってなに?
おはぎとぼたもちの違い、ご存知ですか?
- おはぎ→御萩→萩の季節、秋のお彼岸に食べるもの
- ぼたもち→牡丹餅→牡丹の季節、春のお彼岸に食べるもの
という違いがありますが、食べる時期だけでまったく同じものです。
ただ、今は年中おはぎで通すお店が、圧倒的に多いようです。
ちなみに、夏のおはぎは「夜船」、冬のおはぎは「北窓」というそうです。
どちらも風情がありますね。
おはぎは、杵を使ってつかずに作られることから、いつ作ったかわからないから「つきしらず」
夜船は暗くて何時着いたかわからないので「着き知らず」
北の窓は月が見えないので「月知らず」
ということで、二つをかけて、夏は「夜船」、冬は「北窓」という事になったのだそうです。
また、
- おはぎ→粒あん
- ぼたもち→こしあん
という説もありますが、
春のぼたもちは、冬を越した小豆を使うので皮が固くて、食感に障りがあります。
なので、皮を取り除いたこしあんを使うようになったのです。
秋のおはぎは、収穫したてのやわらかい小豆を使うので、粒あんにしても美味しくやわらかく、良い粒あんを使えます。
今では小豆の保存技術が発達し、どちらのあんこもいつでも美味しいものが食べられるようになり、境がなくなってしまいましたが、昔ながらの伝統食ならではの訳があったのです。
いかがでしたか?
祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ「お彼岸」
家族や親戚が集まった輪の中には、おはぎがあります。
小さい子には無理をさせてはいけませんが、ぜひ皆さんで召し上がってほしいお菓子ですね。
ご参考になれば幸いです。