現在suicaの所有率は60%台、pasmoの所有率は50%台になっています。
中にはsuicaとpasmoを両方使っている方もいるのではないでしょうか。
必ず出掛ける時の必須アイテムとも言えるこのカードですが、ポケットの中にいれたまま洗濯機の中にポイッといれてしまった経験をお持ちの方も少なくはないはずです。
suicaやpasmoを洗濯してしまった場合にはどうなってしまうのでしょうか。
suicaやpasmoを洗濯してしまいびしょ濡れになってしまったけど使えるの?
suicaやpasmoを洗濯してしまったり、突然の雨でびしょびしょになってしまったなどの場合には、suicaやpasmoは使用する事ができるのでしょうか。
カードには、表面にある端子と直接つながっている接触式ICカードとICチップがカードの内部にあってプラスチックカバーに覆われている非接触式ICカードの2種類に分類されます。
suicaやpasmoは後者の非接触式ICカードになります。
ICチップはプラスチックカバーに覆われている事で、非常に耐水性には優れています。
洗濯しまったり、突然の雨等でびしょびしょになってしまった場合にも、カード内部のICチップには影響がない為に基本的には問題がありません。
また洗濯の場合には洗剤を使用しますが、洗剤の成分がICチップに何らかの影響をあたえるかについても、問題はありません。
問題がないといわれても、やはり心配というかたは、改札で使用する前に、コンビニなどで、濡れてしまったsuicaやpasmoを使用して使えるかどうかを確認する事が出来ます。
仮に使えない事にがわかった場合には、駅に向かって再発行の手続きを取るようにしましょう。
そうなると、心配なのがsuicaやpasmo内にある定期やチャージ残金等がどうなってしまうかだと思います。
これは水に濡れてしまったカードを利用停止した時点で保証される事になっているので、大丈夫です。
乾燥機で乾燥してしまった場合はどうなの?
洗濯機から取り出した時に、しまった~と思って慌ててsuicaやpasmoを乾燥機にかけてしまったという方もいるのではないでしょうか。
濡れてしまったカードは基本的には、内部には水分が侵入していないために、表面だけを乾いたタオルなどで軽く拭きとるだけで充分なのです。
それを知らないで、慌てて乾燥機にかけてしまうと、カード自体に相当の熱が加わる事になってしまいます。
当然ながら、カード内部も高温状態になってしまうので、ICチップには非常にまずい状況になってしまうのです。
また、乾燥機の熱によって表面のプラスチックが変形する場合もあります。
乾燥機ない場合で、ドライヤーなどで乾燥させる場合も内部の温度が高温になる可能性があるので、ドライヤーでの乾燥も避けた方がいいでしょう。
また外出先で雨などで濡れてしまった場合に、カードが濡れてしまったからといって洋服やハンカチなどで強く擦ってしまう事もあるでしょう。
この場合も可能性は低いですが、ICチップに熱が加わる可能性がある為にできるだけ、強く擦りつける事は避けた方がいいです。
この場合でもカードが使えるかを判断するには、コンビニなどで一度使用してみましょう。
そこでエラーが出る場合にはICチップに何らかの影響が出ているので、すぐに駅の窓口に向かって下さい。
再発行するしか方法は無いでしょう。
まとめ
suicaやpasmoを洗濯してしまった場合の対処法を紹介してきました。
乾燥機やドライヤーを使って乾かしてしまった経験をした方も多いと思います。
さすがに洗濯してしまったというショックがあまりにも大きすぎて、乾燥機などを使用すれば早く乾くから安心と思ってしまったのかもしれません。
よかれと思ってした行為が、実はICチップには非常にまずい行動だったりもするのです。
基本的には、精密機器になりますので、熱には非常にもろい面があります。
カードを濡らしてしまった場合には水を軽く拭きとる感覚で普通に使えるので、慌てないで対応する事が望ましいですね。