出かける際にポケットの中に手をいれたらsuicaがない!
鞄の中や昨日着た服のポケットの中まで探して見た物のやっぱりない!昨日チャージしたばかりなのに・・・どうしよう。
なんて経験のお持ちの方も多いのではないでしょうか。
定期券を含んでいたりするとかなりパニックですよね。
suicaを紛失してしまった時って追跡できるの?チャージとか勝手に使われたらどうする?
まず、suicaには3種類が用意されています。
1.定期券
2.My suica(記名suica)
3.suica(無記名suica)
です。
通勤通学に使う方は定期券suicaでしょう。
また、定期まではいらないが、ちょくちょく使う場合にはMy suicaにしてJRに登録されている方もいるでしょう。
1.2.はJRに個人情報を登録する事が条件になっています。
紛失した場合にsuicaを追跡できるのか?というと、登録してあるのだから、追跡できるはずと思ってしまいがちですが、JR自体では追跡はしません。
紛失してから誰かが使ったという事は、JRに紛失届を出してsuicaの利用手続きを止めることしかできません。
利用手続きをする前に使用されてしまった分に関しては補償の対象外となってしまいますが、使った方は窃盗罪が成立するので、JRから使用された形跡がありますと言われた段階で警察署に被害届をだして、追跡してもらう事になります。
suicaは駅で使用された場合には、必ず履歴と写真を取られているので、確実に使った方を特定することが可能な状態にはなっています。
1.2.のsuicaにチャージしていた現金を使用停止にした段階でカード内に残っている現金は補償されますが、利用停止前に使われた分は補償されません。
また、3.の無記名suicaの場合にはJRに個人情報の登録もないので、紛失してしまった場合には紛失届を出しても全く意味がない状態なのです。
無記名のsuicaを紛失した段階でチャージしてある金額は諦めてくださいとしか言えないのです。
紛失した場合に最初にすることは?suica定期にしていた場合は再発行できるの?
自分のsuicaが定期券やMy suicaだった場合には、紛失に気が付いた段階で、JRに紛失届を出して、発行されているsuicaの利用をまずは止める事が第一です。
この段階で、カード内情報がロックされてしまうので、電車の乗り降りやコンビニでの買い物等が出来なくなる事になります。
先ほども紹介しましたが、利用停止する前に誰かに使用されている形跡があった場合には、被害届を警察署に提出する事になります。
では、紛失してしまった定期券などは再発行してくれるのか心配ですよね。
この場合には再発行の手続きを行うことで再発行してくれる事が可能です。
みどりの窓口が一番早いです。再発行の記入用紙に記入して提出します。
これは紛失したカード情報を引き継ぐために行われます。
係りの方から紛失再発行整理表というのが発行されます。
それを受け取って大切に保管しておきましょう。えっ?って思うかもしれませんが、当日には再発行されないので、再発行が出来上がるまでは、現金の移動をするしかありません。
一応再発行は翌日~2週間以内に再発行されたsuicaを受け取りに行く事になります。
当日再発行出来ないのは痛い所ですが、紛失してしまった自分が悪いと諦めてください。
まとめ
suicaを紛失してしまった場合に追跡ができるのか?チャージしてある金額は補償されるのかについて紹介してきました。
チャージしたばかりのsuicaを落としてしまった日には、おろおろしてしまいますよね。
まずは冷静にJRに行く事です。
現金を持ち歩かない変わりにsuicaを財布代わりにしている方もいるでしょうからね。
落として紛失してしまった時の衝撃の大きさははかりしれません。
紛失しない為には首からぶら下げる、ベルトと固定バンドをsuicaにつなげておく等の対応策が必要でしょう。
便利になった分だけ、扱い方も雑になりがちですから、無意識に扱うのではなく意識して扱うだけでも紛失のリスクは軽減するでしょう。