秋が深まり冬の足音が聞こえると、
だんだん恋しくなってくるのがコタツ。
もっとも冷えがちな足元や手先をあたためながら、
ミカンやアイスを食べてリラックス……。
ちょっとだらしないですが、至福の時間ですよね。
しかし、そんな快適コタツライフの障害になりがちなのが、
コタツのコードの破損や紛失。
せっかくコタツを出してきたのに、
コードがなくては使うことができません。
今回は、そんなコタツのコードをなくしたり
壊したりしてしまった方のために、
コタツのコードについてお話します。
本格的に寒くなる前に、
一度コタツのコードをチェックしておきましょうね。
コタツのコードってどこのメーカーでも共通?互換性はあるの?
コタツのコードだけの販売はしています。
コタツを販売しているメーカーは数多くあり、
メーカーは自社の商品の売り上げを伸ばそうと
さまざまな工夫をこらしています。
それはコタツコードであっても変わりはなく、
メーカーによっては独自の仕様でコタツのコードを
製造している場合もあります。
コタツのコードを買い換える場合は、
まずコタツの型番を確認しましょう。
コタツの型番は取扱説明書や外箱に
記載されているのが一般的ですが、
そういったものは長年使っているうちに
捨ててしまうこともありますよね。
取扱説明書が見当たらないときは、
コタツ本体を確認してみてください。
天板か、もしくは天板を乗せるテーブル部分のヒーター裏などに
品番シールを貼ることで記載されているはずです。
アルファベットと数字の組み合わせで
メーカーや販売年数がわかるので、
しっかりメモしておきましょう。
コタツのコードは、基本的に同じメーカーで
製造されているものであればある程度の互換性があるとされています。
品番を控えたら、家電量販店や通信販売で
コードを探すときに「対応型番一覧」という記載を探してみましょう。
わからない場合は、家電量販店のスタッフに聞いてみてくださいね。
「買い換え用」や「汎用性」という商品名でも、
製造しているメーカーが違えば対応する型番も違ってきます。
コタツのコードってどんな種類があるの?
コタツのコードを差し込む場所、
きちんと見てみたことがありますか?
コタツのコード部分には針金をぐるぐると螺旋状に
巻いたようなものが収納された穴があり、
コードを差し込むところには金属製の小さな棒が
ついているはずです。
一般的にはコードの先端にある螺旋状の針金部分をプラグといい、
コードの差し込み口にある金属の棒はプラグ受けと呼びます。
このプラグの数によって、コタツのコードは種類が分けられるのです。
一般的に流通しているコタツに多いのが、プラグが2つあるもの。
プラグが2つあるものの中でも、
アルファベットの「I」のようにまっすぐな形をしているものと
「L」のようにコードからプラグが横向きに出ているものがあります。
プラグの数が同じ2つでも、
プラグの形によってはコタツにコードが
差し込めないこともありますので、注意しましょう。
同じメーカーから販売されているものなら
プラグの形も同じであることが多いので、
やはりメーカーがわかる型番はしっかりチェックしておきたいですね。
もう1種類は、プラグの数が3つになっているもの。
こちらはプラグが2つのコードと比べて
取り扱いしている店舗が少なく、
場合によってはメーカーに直接連絡する
ことになる場合もあるでしょう。
コタツのコードが手元に来るまでの時間や、
コード購入の費用をきちんとメーカーに確認しておくといいですね。
うっかりコタツのコードをなくしたり、
破損してしまったら、やはりまずは製造メーカーの確認を
することが重要です。
コタツ本体と違うメーカーのコードを使って事故が起きた場合、
メーカーが事故によって発生した医療費や雑費を
保証してくれるということはほとんどありません。
予定外の出費をおさえるためにも、
「コタツ本体の型番の確認」と「交換用コードの対応型番の確認」を
忘れないようにしましょうね。
ちょっとめんどうですが、
快適で安全に冬をすごすためにがんばりましょう。