ベランダにカラスがきて鳴き声や糞で迷惑、カラスが嫌がる対策をしよう!

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忙しい時期を乗り越え、今日はゆっくり寝られる!

と思っても、ベランダでカラスのうるさい鳴き声がしてはよく眠れません。

 

カラスはおおよそ群れを作って行動するため、

自宅の近くにカラスのねぐらがあったり巣を

作られたりしてしまうと、しばらくは鳴き声や糞害に

悩まされてしまうことも。

 

今回は、自宅のベランダでカラスの被害が

出てしまったときの対策をご紹介。

 

カラスの生態を知り、彼らの習性を逆手に取って撃退しましょう!

 

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ベランダにカラスがくる理由がある?

理由その1:カラスの巣作りに適した場所がある?!

カラスは基本的に群れで行動しますが、

ある時期だけは群れを離れ、

一羽ずつで暮らすことがあります。

 

それは繁殖期。

 

卵を産むためにパートナーを探し、

巣を作って卵からヒナをかえして育てます。

 

一般的にカラスの繁殖期は3月から7月の間とされ、

特に4月から6月の間は卵を産み、ヒナがかえる時期です。

 

警戒心が高まって攻撃的になるため、

カラスの鳴き声や糞害の被害がもっとも大きい季節ともいえるでしょう。

 

さてカラスがベランダに来る理由ですが、

そのひとつは繁殖期と関係しています。

 

カラスは常緑樹のように葉が大きく、

他の鳥や猫などから目隠しになるような場所を

探して巣を作ります。

 

しかし市街地の中では、常緑樹の数は限られてしまうもの。

 

そこでカラスたちは、貯水タンクの下やスタジアムの照明灯など

人工物に巣を作りはじめるようになったのです。

 

アパートやマンションの高層階にお住まいの方は、

一度屋上やベランダの設備を見直してみてはいかがでしょう。

 

ベランダのひさしや壁面の室外機、屋上の貯水タンクなど、

カラスの巣になりやすいポイントがあるかもしれません。

 

またカラスは、送電線の上にも巣を作ります。

 

送電線と窓の高さが近い場合は、そこもチェックポイント。

 

理由その2:カラスのエサとなるゴミが置いてある?!

カラスがベランダに来る理由としてもうひとつ考えられるのは、

そこがカラスにとって「天敵がいない、安全な場所」

だと認識されているからです。

 

人間も、たくさんの人や車が行き交う交差点や薄暗い裏路地より、

鍵をかけた自宅のほうが安心しますよね。

 

ご飯を食べたり眠ったりするのに良い場所だと

カラスに認識されてしまうと、

ねぐらのひとつとして使われてしまうことも。

 

また、市街地に住むカラスのエサとなるゴミにも要注意です。

 

ベランダにゴミ袋をむき出しのまま置いていたり、

すぐ近くにゴミ捨て場がある場合は、

カラスが集まってくる原因となってしまいます。

 

カラスはエサとなる生ゴミだけでなく、

巣を作るときに必要な木の枝やハンガー

といったゴミも狙っているのです。

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カラスの生態をざっと紹介しました。

 

カラスはわたしたちが思っている以上に

市街地の生活に馴染んでいるようですね。

 

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ベランダにカラスがこないようにする対策を教えます!

対策その1:カラスを物理的にシャットアウト!

カラスがベランダに来ないようにする方法の中で

もっとも手っ取り早いのが、物理的な遮断です。

 

場所によってはやや見た目が悪くなりますが、

ゴミ捨て場で使っているようなネットをベランダに張りましょう。

 

ベランダの手すりからひさしまでの高さと、

手すりの端から端までの長さをメジャーなどで測り、

カラス対策としてネットを購入したいことを

ホームセンターの店員さんに伝えると、

適した大きさの商品を提案してくれるでしょう。

 

より強い効果のある遮断方法は、透明なテグスを張り巡らせること。

 

カラスは目が良いですが、ガラスやテグスなど

透明なものを認識することはできません。

 

ホームセンターや釣具店に行き、

カラス対策のためにテグスを購入したいことを伝えてみましょう。

 

テグスはぴんと張り詰めると手が切れてしまうほどの強度があります。

 

カラスをはじめとした鳥類は翼が傷つくのを本能的に恐れるため、

一度ベランダで翼が傷ついたカラスが出れば、

二度と近寄ることはないでしょう。

 

テグスを張る作業をする場合は、必ず軍手をすることが大切です。

 

また、小さなお子さんやペットがいる場合は、

透明テグスはあまりおすすめしません。

 

手や体などが傷ついてしまうおそれがあるため、

ネットや荷造り用のビニールテープで代用するといいかもしれません。

 

対策その2:カラスの目からエサや巣材を隠せ!

ベランダにゴミを置いてしまう場合は、

ゴミでいっぱいになったゴミ袋がひとつ入るような

フタつきコンテナを用意しましょう。

 

カラスのくちばしは、コンテナのフタを開けられるような

構造にはなっていません。

 

どうしても収集日に間に合わないゴミや

室内に置いておきたくないゴミをコンテナの中に

入れてしまいましょう。

 

カラスは嗅覚がにぶいため、人間では嫌悪感を示す生ゴミでも

平気でエサにしてしまうのです。

 

ですから見た目でエサだとわからなかったり、

コンテナに入れて隠してしまえば

「ここには食べ物も巣材もない」と判断してくれますよ。

 

コンテナの大きさはタテヨコ高さが

40センチから60センチ四方のものであれば、

ゴミ袋が一つ収まります。

 

生ゴミの臭いが気になる場合は、

フタの裏に貼るタイプの消臭剤をつけるのがおすすめです。

 

見た目や音で撃退するグッズが多数ありますが、

これはカラスがその見た目や音に慣れてしまうことで

効果が薄れてしまいます。

 

またカラスは人間や他の動物に比べて嗅覚が劣るため、

匂いで撃退するスプレーはあまり効果がありません。

 

自宅のベランダにカラスが来るのを防ぎたい場合は

ネットやテグス、ひもなどで物理的に

遮断してしまうことやゴミを隠すことが効果的です。

 

壁面の室外機や屋上の貯水タンクなど、

自分ではどうしようもない場所が原因と

なってしまっている場合は、大家さんや専門の業者に相談しましょう。

 

まとめ

カラスの生態と撃退方法についてお話しました。

 

いかがでしょうか?

 

カラスの撃退グッズはたくさん売られていますが、

学習能力の高いカラスは少しずつ音や

見た目に慣れてしまうようです。

 

やや見た目が悪くなりますが、

カラスが入ってこないよう物理的に

遮断してしまうことがもっとも重要になります。

 

また、ベランダにゴミを出している場合は

見た目でわからないよう隠してしまうことも大切。

 

自分でできる範囲でカラスを撃退したいですね。

 

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