子供が小学校に入ると、何となく自立の第一歩という感じで、
今までは大人が手を貸していたことを少しずつ自分で
やっていくようになりますよね。
わたしの息子は現在小学校1年生ですが、2年生手前にしてようやく、
家のすぐそばの公園に友達と遊びに行ったり、
歩いて数分の習い事に1人で行って帰ってくるようになりました。
歩いて行ける距離の習い事であれば、徐々に一人で行けるようにすれば
良いと思いますが、電車に乗って行く習い事はどうでしょう。
やはり、一人で電車に乗って行かせるのは心配ですよね。
そこで今回は、何歳ぐらいから小学生は一人で電車に乗せて大丈夫なのか、
気をつけるべきポイントなどをまとめてみました。
小学生を電車に一人で乗せるのって何歳ぐらいから大丈夫?
親の付き添いなく子供を電車に一人で乗せる年齢については
様々な意見がありますが、結局は各家庭の判断ということになると思います。
私立小学校に通っているお子さんは1年生から一人で電車に乗っていますもんね。
性別によっても異なります。
男の子よりも女の子の方が何かと心配はつきものですが、
男女共に小学4年生くらいになると、半数以上は塾などの習い事に
一人で電車に乗って通っているようです。
女の子の場合は小学6年生でも7割ほどだそうなので、
残りの約3割は親御さんが送り迎えをしているということになります。
帰宅時間が夜遅くなってしまうと女の子は特に心配ですよね。
ですので、はっきりとこのくらいの年齢、とは言い切れませんが、
目安としては小学校高学年ごろでしょうか。
親としては一人で行ってくれた方がラクだと思ってしまいますが、
子供が自信を持って習い事に行って帰って来られるかをきちんと
判断してあげることが大切です。
小学生を電車に一人で乗せる時に気をつけるポイントは?
電車に乗る時のマナーを教える
これは当然のことですが、ICカードの使い方、何番ホーム・どこ行きの電車に乗るか、
ホームや電車の中での振る舞いなどの基本事項は必ず伝えましょう。
他の人の迷惑にならないように注意すべき点はしっかり説明しておく必要があります。
自宅から習い事までの所要時間を調べておく
大体の所要時間を調べて把握しておくと、おおよその帰宅時間が分かります。
自宅で子供の帰りを待っていて、なかなか帰って来ないと不安になりますよね。
帰宅時間の目安が分かれば気持ち的に少し安心ですね。
防犯ブザーを持たせる
ランドセルにも常に付けていると思いますが、もしも、の時に備えて
子供1人で外出する際の防犯ブザーは必須です。
子供用の携帯電話を持たせる
これは各家庭の方針にもよると思いますが、
「これから帰る」「今○○駅」といった連絡を入れたり、
もしお子さんが何か困ったことがあれば連絡してくることができますし、
GPS機能もついているので便利です。
まとめ
子供に早く自立して欲しいと思う一方で、やはり子供の行動には
不安な面がたくさんありますし、習い事までの道のりや電車も危険な面があります。
安心して送り出せるのであれば子供を信じて1人で行かせてもよいと思いますし、
不安が少しでもあればきちんと送り迎えをしてあげるべきだとわたしは思います。
子供を守れるのは親だけです。
1人で行かせるのであれば、電車・駅を利用する時のマナーや
防犯対策などをしっかりして、お子さんが自信をもって1人で
電車に乗って習い事に行けるようにしてあげてください。
自信はきっと、成長につながるはずです!