カセットコンロに使うガスボンベって1本でどのくらい持つものなのか意外とわからないものですよね。
1本の目安がわかっていれば、災害の時にでも少しは役に立つのでは?と考えてしまいますよね。
ガスボンベってなかなか夏には使用しにくいものですから、しまって置く事で長持ちさせる方法はあるのでしょうか。
カセットコンロに使うガスボンベの持ち時間でどのぐらいなの?
皆さんはカセットコンロを使用した事がある人はかなり多いのではないでしょうか。
現在ではIHの調理器具が全盛期になっていますが、やはり冬の鍋を行うには確実に必需品ですからね。
カセットコンロによっては消費量や燃焼時間が違っているものもあります。
通常のカセットコンロでは概ね2800kcal/hが一般的だと思います。
この上下の熱量を発生させるカセットコンロもありますが、今回は2800kcalで見て行きます。
一番の強火でスタート直後から2800kcalを消費するとガスボンベが空になるまでは1時間10分前後になります。
3000kcal や2500kcalの場合でもそれほど差が生じる事にはならないでしょう。
ガスボンベ1本当たり1時間を目安にしておく方いいでしょう。
これは強火を連続して使用し続けた場合ですから、強火以外でも当然ながら中火や弱火などを使用しながら調理する事になると思います。
そうなると最低で1時間で最高では2時間~3時間程度まで使い方によってはボンベの使用時間は延びる可能性があります。
但し、旧カセットコンロにはガスを使用するたびにガスが気化するたびに気化熱によってボンベが冷えて言ってしまう為に1時間の使用時間も使えるか不明です。
長くボンベを使用したい場合には、最新型のカセットコンロを使用する事が望ましいです。
カセットコンロにガスボンベを長持ちさせる方法ってないの?
カセットコンロに使用するガスボンベって1本単位で購入できますが、多くは6本セットで販売している事が多いでしょう。
1本で購入するよりも、1本単価が安くなるので、多くの方が6本セットを買ってしまいます。
6本全てをひと冬だけで使いきる事はまずありえません。
残ったカセットボンベをどこに保管しておくかで、長持ちできるかできないかに分かれてしまいます。
カセットボンベの中身は基本的には液化石油ガスが入っています。
簡単に言うとプロパンガスと同じです。
このガスには、消費期限がありません。
要するにガスボンベを長持ちさせる方法は、いかにガスを入れてある容器を腐食させないかという所にかかってきます。
ガスボンベの容器は、金属製のもので出来ていいます。
防サビ用にメッキや塗装等が施されていますが、これは一時しのぎ程度と思って下さい。
ボンベの保管場所で多いのはキッチン回りや洗面所周りではないでしょうか。
ここはかなり湿気が多いので容器にサビが発生する可能性が高いです。
サビは中まで浸透している場合もある為に着火した瞬間に爆発という危険性もあります。
またそのままで、外の物置きに閉まっている方もいるでしょう。
この場合には高い気温に容器内の密度が高くなり爆発に至る場合もあるのです。
直射日光に当たる部分もかなりの危険度を含む事になります。
金属の容器に守られているからといって、適当に保管しておくのは危険という事なのです。
ガスボンベは気温差が少ない風通しもよく直射日光の当たらない乾燥している場所がベストな保管場所になります。
屋内の物置きやクローゼット、キッチンの床下収納がボンベを保管するには最適と思っていいでしょう。
保管次第によっては長期間に渡って使用する事が可能になるのです。
まとめ
カセットコンロに使用するガスボンベはどのくらい使用する事ができるのか?とガスボンベを長く使うにはどうしたらいいのか?について紹介してきました。
これからの季節には欠かせないカセットコンロです。
基本は鍋料理に使うかと思います。
折角みんなが揃った時にガスが出ずに爆発なんて事が起きたら最悪ですからね。
ガスボンベは、石油製品という事を念頭に置いておく事が重要です。