処方箋がうっかり期限切れ!再発行してもらうには?意外にかかる料金!

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病院で処方箋を出してもらったものの、

すぐに薬局に行けずにそのまま……なんてこと、ありませんか?

 

実は病院でもらえる処方箋には明確な期限があり、

それを過ぎてしまうと正式な処方箋として扱って

もらえなくなってしまうのです。

 

日々の仕事や家事の中でつい忘れてしまい、

期限が切れてしまった処方箋はどうすればいいのでしょうか?

 

今回は、ついつい期限を忘れてしまった処方箋のお薬を

もらいたいときに役立つあれこれをお話しします。

 

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処方箋が期限切れや紛失してしまった場合、どうやって再発行してもらうの?再受診しないといけないの?

処方箋の再発行については保険算出(健康保険や年金といった制度

において支払う金額を決めるための方法)のルール上で

原則禁止とされているため、

健康保険を使っての処方箋の再発行は残念ながら基本的に行えません。

 

そのため、処方箋の期限が切れてしまったり、

処方箋をなくしてしまったときは病院に再受診して

新しい処方箋を発行してもらうことになります。

 

一見厳しい決まりのように見えますが、

睡眠薬や精神安定剤など中毒になりやすい薬を

一人の患者に出しすぎないようにして

患者の健康を守るために必ず必要な決まりなのです。

 

また、処方箋をなくしたと言って薬を何度も購入し、

その薬を違法に売買することを防ぐためにも必要となっています。

 

再受診の際に医師に

「処方箋の期限が切れてしまったのですが、

もう一度発行してもらうことができますか?」

と相談すれば、医師の裁量内で「前回と同じ内容の新しい処方箋」を

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発行してもらえる可能性がありますので、

処方箋の期限が切れてしまったら相談のために再受診してみましょう。

 

処方箋の期限は、発行日を含む4日間。

 

たとえば3月1日に発行された処方箋は、

3月4日までが有効期限となります。

 

この4日間には土日や祝日といった医療機関が

閉まっている日も含まれますので、

大型連休の直前に病院へ行く場合は気をつけてくださいね。

 

病院から発行された処方箋は、早めに薬局へ持っていくのがいいでしょう。

 

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処方箋を再発行してもらうにはどのぐらい料金がかかるの?

 

先にも触れたように、

処方箋の再発行については保険算出のルール上で

禁止とされているため、再受診をしてから新しい処方箋を

発行してもらうという手続きを踏むことになります。

 

この場合は健康保険の範囲で診察料と処方箋料を

支払う必要がありますが、

必要になる料金はもっとも安く済むのです。

 

再受診をすると新しい処方箋を発行してもらえるので、

薬についても保険が適応された金額で購入できることになります。

 

どうしても再受診ができず処方箋のみを

再発行してもらいたい場合は、

残念ですが処方箋代は全額自費となってしまいます。

 

また、調剤料(処方日数から算出される料金)や

薬剤料(処方する薬の種類から算出される料金)

も全額自費での支払いです。

 

本来は健康保険によって3割しか支払わないものが

10割自己負担となるため、

処方される薬や何日分処方されるかといった条件によっては、

かなりの金額になることも考えられます。

 

やや時間はかかりますが、

料金を少しでも抑えたいならば再受診をするのがいいようですね。

 

まとめ

処方箋は、患者である自分自身や家族の情報が

詰まったオンリーワンの重要書類です。

 

そのため安易な再発行はできず、再受診が必要となってしまいます。

 

忙しいときは時間を作るのも大変なものですが、

処方箋をもらったらなるべくその日のうちに薬局に提出したいですね。

 

1度処方箋を提出して受け付けてもらえさえすれば、

薬は後日取りにくることもできます。

 

忙しいときは薬局で時間がないことを説明し、

後日改めて薬を受け取ることができるかどうかを聞いてみるのもいいでしょう。

 

あまり知られていない処方箋の期限や再発行についてお話ししました。

 

自分自身や家族の健康を守るためにも、

処方箋は正しく使いたいものですね。

 

もし期限を過ぎてしまった処方箋をお持ちのときは、

素直に医師に相談してみましょう。

 

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