毎年11月を過ぎた頃から空気の乾燥が始まってきます。
それと同時くらいに流行り始めるのが、インフルエンザや風邪です。
それらのものからを感染しないようになっているのが、使い捨てマスクです。
この使い捨てマスクを皆さんはどのくらいの頻度で交換しているのでしょうか。
使い捨てマスクを何日も使い続けるとどうなっちゃうの?
最近では夏でも使い捨てマスクをしている方を見かけたりもしますが、冬に使用している方が一番多いでしょう。
この使い捨てマスクはいったいどのくらい使用し続ける事ができるのか?って思いますよね。
1日使用してゴミ箱にという方は約67%というデーターがあります。
残りの33%の方は何日使用しているのでしょう。
使い捨てマスクは相手がセキをしたりくしゃみなどで、ウイルスや細菌を含んだ呼気などを体内にいれない為の防衛手段であり、また自分の体内のウイルスや細菌をばら撒かない為の役割をもっています。
マスクの外側は他の方からのウイルスや細菌が付着しており、内側は自分のウイルスや細菌で汚染されている事になります。
中には1週間も同じマスクをしているという方もいるようです。
そのマスクは表裏ともウイルスや細菌で汚染されている事になります。
使い捨てマスクは、本来は1回限りのみの使用となっているので、長く使えば使うほど病気へのリスクが高まる事になります。
また、1日で交換する場合でも、不織布の部分には、相当数のウイルスや細菌が吸着空いている状況になっています。
また内側にも自分から排出した、唾液が飛翔して付着しているのでその中にも細菌が吸着しています。
マスクを取り外す時に、不織布を触って取る場合には手にウイルスや細菌が付着することが考えられます。
いわゆる接触感染になり、マスクを触った手で口や鼻を触ればそれで感染が確定的になってしまいます。
マスクを外す時はゴムの部分のみ持って取り外してゴミ箱の中にいれるというのが良いでしょう。
後は確実に手を洗いとうがいをする事しかないでしょう。
使い捨てマスクは洗濯すれば再利用できるって本当なの?洗濯方法は?
多くの使い捨てマスクは不織布で作られているために、普通の紙とは多少強度的には頑丈に出来てはいます。
洗濯することは出来ないこともないと考えられます。
但し、使い捨てマスクの注意書きには1回使ったら廃棄を推奨しています。
洗濯を薦めていない考えられる理由
1.衛生上の問題で使い回しには向かない
2.洗濯する事で繊維の間隔が空いてしまうため
3.洗濯する事でボロボロになってしまう可能性が高い
4.乾燥させている時にも細菌の付着が考えられる
などの理由が考えられます。
ちょっとお高い使い捨てマスクもありますが、どちらかと言うと医療現場でも使われているようなマスクになっています。
その場合でもメーカー側の推奨しているのは、使い回しではなく、使い捨てなのです。
ただ一般の方が購入する場合に1枚200円の使い捨てマスクなどは高すぎてもったいない気がします。
その場合には洗濯するのではなく、消毒する方法を取った方が良いかもしれません。
熱湯に10分以上浸す
エタノールに数分浸す
といった方法になります。
ただこれで、付着した菌が全て落ちるとは限りませんので、その辺りは自己責任でお願いしますということになります。
基本的には、使い捨てマスクは1回使用ごとに取り換えるのが1番なのです。
まとめ
使い捨てマスクを使い続けるのは大丈夫なのか?について紹介してきました。
中にはマスクを折り畳んでポケットの中にいれていたりする人もいますから、かなり衛生上問題がありそうです。
もったいないという気持ちもわかりますが、洗濯をしてマスクをケチったおかげで病気になったのでは、本末転倒です。
病院に通う事で結果的にマスクよりも高い医療費を払う事になってしまいます。
使い捨てと明記されている物は、使い捨てる事で自分の身を守る事につながるのです。