あなたは、古い灯油の捨て方で困ったりしていませんか?
そのままにしていると次のシーズンのとき、
すぐにポリタンクが使えませんね。
いったいどうしたらいいのでしょう。
古い灯油の捨て方知りたいですね。
今回はそういうお悩みを持つあなたに古い灯油の
捨て方についてご紹介します。
余ってしまった古い灯油。どうやって捨てるのがいいの?
古い灯油は、残しておきたくないですね。
簡単に捨てる方法があります。
●古い灯油の捨て方→少量の場合のみ
・新聞紙をびりびりに破り、灯油をしみ込ませて、
ゴミ袋に入れて捨て可燃ごみで捨てる。
・古いタオルに灯油をしみこませて
ゴミ袋に入れて可燃ごみで捨てる。
注意点 → お住まいの自治体に確認をしてからにしておきましょう。自治体によっては制限がかかる場合があります。
・少量なら牛乳パックなどに入れてゴミ袋に入れて出す。
●残っている灯油には注意
ポリタンクに残ったままの灯油は
長期間の間に劣化していきます。
・不良灯油を使用すると、燃え方が均一でなくなる。
・ストーブが故障しやすくなる。
・異臭がするようになる。
前のシーズンに残ってしまっている灯油は、
一度きれいに処分してから次の灯油を入れるようにしましょう。
古い灯油を捨てるのに費用はかかるの?
新聞では処理ができないほどの
大量の古い灯油はどうしたらいいでしょう?
●ガソリンスタンドで処分できます。
但し有料となり、1つのポリタンクで
200円から400円程度ということです。
スタンドによって値段はばらばらです。
有料となりますが、ガソリンスタンドでは
危険物として安全に取り扱ってもらえますので安心です。
●灯油を購入した店で引き取ってもらう。
量にもよりますが、100円から200円です
●地域の産業廃棄物処理業者へ引き取ってもらう。
●自動車の整備工場など、灯油を洗浄油として
使っているところに引き取ってもらう。
たくさんの洗浄油を必要としているところもあり、
電話で問い合わせをしてみるといいでしょう。
●廃油処理用のボックスで灯油を処分する。
カーマなどで廃油処理用のボックスが販売されています。
廃油処理用のボックスは
ネット通販などでも手に入れることができます。
<使い方>
廃油処理用のボックスの中の吸収材に
灯油を少しずつ流しいれていく。
油がしっかりと吸収されます。
●古い灯油のやってはいけない処理の仕方
・古い灯油を川にながす。
・ビンにいれて不燃物に出す。
サラダ油などの引火点は240度となります。
灯油の引火点はは50度前後となり
簡単に発火してしまうおそれがあります。
ゴミ収集車などでの火災につながってしまうと
損害賠償の対象ともなります。
灯油は危険なものであり、
取り扱いには厳重な注意が必要だということを
常に認識しておきましょう。
●古い灯油の利用の仕方
・ファンヒーターなどの灯油を使ってしまいましょう。
洗濯ものなど早く乾かすことができます。
・ぞうきんなどに灯油をしみ込ませておいたものを
何枚か作っておき、自転車のチェーンの手入れなどに
使うといいでしょう。
まとめ
古い灯油は捨て方によっては、
火災などの原因になるケースもあります。
発火点の温度が非常に低いのが要因の一つですが、
できるだけ灯油を余らせないよう
使い切ることも方法の一つです。
ファンヒーターなどで洗濯ものを乾かすのに使ったり、
それでも使い切れない時は、
ガソリンスタンドに引き取ってもらう、
灯油販売店に引き取ってもらうなどの方法もあります。
少量なら新聞紙やボロタオルなどにしみこませて
ゴミ袋に入れて可燃ごみで出す方法もありますので
確認しておくといいでしょう。
各自治体のホームページなどにゴミの処分方法のことが
詳しく掲載されています。
灯油などの危険物についてのことは直接、
市役所や区役所の窓口などで尋ねるといいでしょう。