いつものママランチ会
子供が朝、起きれないのよ~といつものグチを話していると、
同席していた先輩ママが心配そうに言いました。
「…ねー、それって、病気かもしれないよ?」
え?
どういうこと?
さっそく、調べてみました!
小学生の子供がなかなか起きてくれない…シャキっと起きられる方法とは?
朝、起きれない場合は、基本的な生活習慣と環境の見直しから、やってみましょう。
- 夜更かしをしていないか(9時には寝れる環境か)
- 寝室は寝るのに適しているか(空気の乾燥、寒い、暑いなど)
- 寝具は適しているか(ベットが固さはちょうどいいか、枕が合っているか、シーツがキレイかなど)
- 寝る直前までテレビを観たり、ゲームをしていないか
- 寝室は静かか
- 学校などで、なにかストレスがないか
- 昼間は体を動かしているか
ここで思い当たることがあったら、改善しましょう。
早く寝て、早く起きる。睡眠時間を増やす。
そのための生活習慣が大事です。
次に、シャッキっと起きられる方法について、いろいろ聞いてみました。
おめざを用意
おめざ=甘いものを食べることで血糖値を上げて、目を覚まします。
甘いものが苦手なら、好きなもので良いんです。
朝のお楽しみがあると思えば、気持ちも違いますね!
寝室のカーテンをレースカーテンのみ(か、カーテンを開いた状態)にして、朝日を浴びる
カーテンを開けておくだけなので、手軽に効果が出せますね。^^
ただ、朝、お外から見えてしまっても良いお部屋限定です。
目覚まし時計を買ってあげ、自分でセットさせる
好きなキャラクターの時計などを、お店で買ってあげたら効果ありそう!
日の差さないお部屋には、太陽光の光を模した目覚まし時計も効果的。
音を立てたくないなら、振動や空気の圧(クッション等が膨らむ)で起こすタイプもありますよ!
ちなみに小学館の雑誌「小学一年生」の4月号の付録には、
毎年、人気キャラクターの目覚まし時計がついています。
皆さん、やっぱり苦労されているんですね(笑)
「長早く起きたら、好きなテレビを見ていい」と約束する
夜テレビを見せると、睡眠に影響が出ます。
なので、「早く起きたら起きた分だけ見ていいよ。」と子供に約束しました。
おかげで毎朝6時に起きてます。(-_-;)
早起きの自覚ができるまで放置
小学生になってから2回くらい、家族全員で寝坊して登校班集合時間の
10分前に起きるという失態をやらかしました(-_-;)
その時は5分で用意を済ませて、何とか間に合ったのですが…。
「お母さんは当てにならない」としっかり分かってしまったらしいのです…。
それから、自分で起きる様になりました。
睡眠の質をあげるサプリを飲ませる
今は良いものがあるんですね。^^
眠りの質をあげるセロニンやL-テアニン、グリシンなど、
睡眠に聞く様々な栄養素が詰まったサプリがあるんです!
貧血で眠りが浅いなら、鉄分の配合されたものも良いでしょう。
多くの方が飲んで、効果を実感されているそうです。
子供用もあります。ぜひお試しください^^
本当に具合が悪くて起きれない場合との見分け方は?
ただ、本当に具合が悪くて起きれない時はあると思います。
例えば
- 風邪などの病気で具合が悪い
- うつ病
- 睡眠障害
- 起立性調節障害
- 貧血
などがあります。
風邪などでしたら、起きた後の様子や熱などで分かりますが、
他のものは、病院で診断されないとわかりません。
もし、環境や生活習慣を整えても改善されない場合は、小児科などを受診するか、
学校や保健所にいる保険医に相談してみてください。
子供のうちは、わざわざ専門的なところへ行かなくても、かかりつけのお医者で大丈夫です。
小学生でも、うつ病にかかります。しかも年々増えています。
朝起きれないという他に、
- お子様の様子がいつもより情緒不安定
- 病気じゃないのに頭痛や腹痛、食欲不振などの身体的不調
ということが2週間以上続きましたら、
うつ病の可能性を考えたほうが良いです。
下記のような症状があれば、睡眠障害の可能性があります。
- 寝つきが悪く、何度も目が覚める
- 強いいびき
- 夜中に大声で叫ぶ、パニックを起こす
- 昼間は眠い
- 手足のムズムズ感や突っ張り、痛みで寝れない
- 夜中に歩き回る
- 落ち着きがない
放置しておくと、学校でもウトウトしていて授業に集中できず、トラブルの原因になります。
起立性調節障害(OD)は、小学校高学年から高校生に見られる病気です。
自律神経のバランスが崩れることで起こります。
こちらは、朝起きられないことと同時に
- 立ち眩みやめまいを起こしやすい
- 立っていると気持ち悪くなる
- 午前中は調子が悪く、午後は元気
という症状があります。小学生でも5%のお子さんがかかっているとか。
要注意です。
また、鉄分不足で貧血を起こしている場合もあります。
血液検査でしかわからないので、やはりお医者さんに相談された方が良いです。
親がやってはいけないことは?
朝、起きられない時の、親御さんの対応としては
- 環境を整える
- 生活習慣を見直す
- それでも改善されない時は、お医者さんや学校に相談
です。
逆にやってはいけないことは
- 大声で起こす
- 「怠けているから」と決めつけ、子供を責める
です。
毎日、大声で起こしていると、子供は慣れてしまいます。
その分、お母さんのイライラが増すだけ…(-_-;)
「怠けている」と決めつけて責めた場合・・・。
もし、病気だった場合。
子供自身は怠けておらず、むしろ「起きられないこと」と必死に戦っているんです。
そこへ親が無理解な言葉をかければ、さらに悪化するか、
他に精神的な病気を併発することになりかねません。
親はやるだけやって、手に余るようだったら専門家に任せましょう!
特に、一緒に寝坊すると効果大です!(笑)
まとめ
いかがでしたか?
「朝、子供が起きられない」というのは、良く、ママ友さんトークに
上がるネタの一つ・・・くらいに思っていたのですが。
そんな身近な問題に病気が隠れていたなんで、今まで知りませんでした。
ご参考になれば幸いです。