しめさばって美味しいですね。
なんとなく白い色をしているので、過熱したものかと思いきや…。
生なんですよね…。
私は青魚が大好きなもので、いつもパクパク食べていますが、
子供にあげて良いものかしら?
調べてみました^^
しめ鯖は何歳から食べてもいいの?注意点は?
加熱した鯖は、赤ちゃんなら生後9~10か月の離乳食後期で食べても良いそうです。
アレルギーの出やすい青魚のサバは、遅めに食事に取り入れることになっていますね。
しかし、しめ鯖とは、脂ののったサバの刺身を、酢と塩で〆たものです。
そう、生魚なので、少なくとも2歳までは止めておいた方が無難です!
3歳以降に、子供が嫌がらなければちょっとずつ、様子を見ながらあげてください。
刺身でも5歳くらいから、と言われています。
- 生で
- 酢で酸っぱくして
- 塩でしょっぱくしている
しめ鯖は、刺身よりもハードルが高いんです!
しかも、鯖と言えば、アニサキスが不安です。
イカやサバに寄生する回虫の一種で、生きたまま人間の体内に入り込むと、
胃壁や腸壁に噛みつき大変な激痛に襲われるらしい…です( ノД`)シクシク…
この虫、けっこう大きくて、肉眼でも鯖の生身を這っているのが見えます。
一センチくらいの大きさをしています…。
白いミミズみたいな外見をしています。
生食後、強烈なお腹の痛み、吐き気、嘔吐、気持ち悪さなどの症状があります。
下痢の症状がないのに、のたうち回るほどのお腹の痛みがあったら、すぐ病院に行ってください。
こちらの予防として、
- 目で見える虫は取り除く
- 魚を良く加熱、または冷凍し、虫を死滅させる
- 新鮮なものを使い、手順に沿って加工する
などをすれば、大丈夫です。
お店で食べる場合も、信用できるお店で食べてください。
ちなみに、うちでは、生協で購入している、冷凍のしめ鯖を解凍して食べています。
息子には小学生になってから与えましたが、すぐ大好物になり、
親の分も食べてしまうことも…。大好物です。^^
ほかにも、生鯖の場合
<ヒスタミン中毒>
赤身の魚を常温放置するとヒスタミン生成菌が増殖し、ヒスタミンが魚の中に大量算出される。
それを人が食べると腹痛、下痢、嘔吐などのアレルギー症状を起こすことが。
症状は比較的軽く、自然治癒か、抗ヒスタミン剤で治すことができる。
<腸炎ビブリオ食中毒>
海水中にいる腸炎ビブリオに汚染された魚を生食することで起こる。
激しい腹痛、嘔吐、発熱など。
<食物アレルギー>
鯖やサケ、またはアニサキスそのものが体内に入るとアレルギーを発症することも。
じんましん、かゆみ、赤みなどの皮膚に出る場合や、咳、呼吸困難など、消化器に出る場合、
腹痛や嘔吐などの消化器に出る場合がある。
の危険性もあります。ご注意ください。
新鮮なものを使い、加工、加熱をしっかり行ってくださいね。
調理器具をアルコールなどで殺菌除菌するのも予防につながりますよ。
小さい子が食べるのに注意した方がいい魚は?
小さい子が注意した方が良い魚と言えば、
- アレルギーを発症しやすい魚
- 骨が多い(取り切れない)魚
でしょう。
アレルギーを起こしやすい魚と言えば。
- アジ
- サバ
- イワシ
- マグロ
- カツオ
- サンマ
- ブリ
- タラ
- タイ
- サケ
- カレイ
などです。
子供がある程度の年齢(3歳~5歳くらいまで)になるまでは、
生食をしないようにしましょう。
必ず加熱したものを食し、なにかアレルギー症状があればすぐ病院へ。
また、かまぼこやツナなど、加工された魚はかなりアレルゲンが低くなります。
カツオアレルギーでも、鰹節などの粉末状になったものに反応しない方も多いのです。
加工食品をうまく使ってください。
また、骨にも気をつけましょう。
小さい子には、食べる前に大人がほぐしてあげる必要があります。
- 料理中に、あらかじめわかる骨を取り除く
- スーパーなどで、買う時に加工してもらう
- 骨のない魚を選ぶ(刺身用を調理する、など)
- 大きい魚の場合、骨の多い頭や尻尾側ではなく、腹の部分を使う。
- 骨離れの良い煮魚にする
などしても良いでしょう。
骨がのどに刺さっても、子供はうまく説明できません。
しかも子供は噛む力が弱く、噛む回数も少ないので、骨が刺さりやすいんです。
もし骨が刺さった場合、一晩おいてそれでも取れなかったら、
病院へ行くことをおススメします。
耳鼻咽喉科や歯医者、内科などで受け付けています。
まとめ
いかがでしたか?
魚には、子供の成長に必要なタンパク質、カルシウムやDHAが多く含まれています。
上手に取りましょうね^^
ご参考になれば幸いです。