中学生の息子、最近歯ぎしりがひどくて・・・
どうして歯ぎしりの症状が起こってしまうのかちょっと心配・・
そんなあなたに今回は「歯ぎしりへの対処法」について詳しく調べてみました。
中学生で歯ぎしりってあるものなの?
中学生の歯ぎしりって・・どうして起きてしまうのでしょう?
上下の歯でぎしぎしと食いしばって歯を痛めてしまわないのか心配ですよね。
歯ぎしりで起こる問題点
①上下の歯を強く噛みしめてしまうことで、削られることで歯の形が変わってしまったり、
歯が折れたりすることも出てきます。
②歯の奥歯を噛みしめてしまうため、虫歯の治療中の詰め物が取れてしまったり、
あごに力が加わり関節を痛めてしまったりします。
③歯ぎしりが起こると、音が響いてしまい、本人も家族も安眠ができなくなってしまいます。
④発音などに影響がでてしまい、滑舌も悪くなってしまいます。
はきはきとした話し方ができなくなり、思春期の子供が自信を無くすことにもなり、
人前で話すことが苦手となってしまいます。
⑤食事の時の噛む力にも影響が出てしまい、噛みにくいといったことにもなり、
消化不良から胃に負担をかけてしまうと、下痢、便秘、胃腸障害などを起こすことにもなります。
中学生の歯ぎしりの原因としては
成長期にある中学生の場合は思春期との関係もあります。
男女とも身体に大きな変化がおとずれ、やがて他人や異性へ対して意識が高くなり、
どう見られているのか気になったり、勉強面でもやがてすぐに受験があるなど・・・
不安や悩みを抱えやすい時期でもあります。
中学生の歯ぎしりは、そんな様々なストレスの中で発生してしまうことが多いようです。
中学生、歯ぎしりの対策法
①マウスピースを睡眠時に口に装着してみましょう。
②歯並びが気になる場合は、矯正歯科で相談し歯の矯正といった方法があります。
③思春期の心理的なストレスのことを家族もサポートできるように、
勉強などへの心配する子供気持ちや将来へ対しての不安などできるだけ
話を聞いてあげるようできるといいでしょう。
歯ぎしりの原因は?医者に行った方がいいの?
歯ぎしりは長期間続いてしまうと、歯の噛み合わせや見た目の歯並びも
悪くなったりします。
早めに歯医者さんで歯ぎしりの治療の仕方について相談していきましょう。
①マウスピースについて相談してみる。
歯並びは個人差が激しいので、歯医者さんでマウスピースの装着について
相談してみましょう。
マウスピースに慣れていくと、よく眠れるようになり睡眠の質があがるようです。
子供の口にどんなマウスピースが合うのか選ぶことが大切です。
②歯列矯正について相談してみる。
歯並びは、将来への影響を考えると、矯正が必要となることがあります。
矯正のきっかけは歯ぎしりが原因であっても、
中学生の時期にしっかりと矯正していくことで
やがて歯ぎしりも改善され、なによりきれいな歯並びにしていくことができます。
③リマインダー対策
昼間にも歯ぎしりが起こることがあります。
原因となることとして何かに夢中になって歯を食いしばるといったことがあります。
こういった場合の対応策としては、
自己暗示で自分でこういった時には、歯ぎしりをしないようにすると
心にしっかりと決めるといったことです。
部屋のあちこちに紙に書いて張っておいてもいいでしょう。
歯並びに悪影響のある歯ぎしりが、日中に起こしてしまう場合は、
本人の意識があるので減らしていくこともできるでしょう。
まとめ
身体は大きくなっても中学生の頃はまだ心は不安定な状態が続いたりします。
勉強の悩み、友人関係、部活の活動、そして進路問題等々・・
成長していく過程でだれもが経験する思春期の悩みなどストレスを受けてしまい、
中学生は歯ぎしりを起こしていることが多くあります。
放置していると、歯がかけたり、歯並びが悪くなったり、
しっかりと噛むことができにくくなり、胃腸障害も起きてしまいます。
対策の仕方について、早めに歯科医師へ相談していくことが重要となります。