喪中の時に鯉のぼりってどうすればいい?兜飾りはどうなの?

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子供が生まれて迎える初節句、子供の健やかな成長をお祝いするものですが、

その年に身内に不幸があって喪中ということも少なくありません。

 

初節句のお祝いは喪中だとやめておいた方がよいのでしょうか。

 

今回は男の子の端午の節句に的を絞り、初節句のお祝いをしても大丈夫なのか、

鯉のぼりや兜飾りを飾って良いのか、などの疑問にお答えしていきたいと思います。

 

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喪中の時って鯉のぼりはあげても大丈夫なの?マナーはあるの?

一般的に喪中には、親戚や親しい大切な人が亡くなったことに対して、

例えば結婚式などのお祝いごとを慎むべきとされています。

 

特に、49日の法要を過ぎるまではお祝いごとを避けるのがマナーとされています。

 

しかし、喪中であっても子供の成長をお祝いしてあげたいと思う方も多いと思いですよね。

 

最近では喪中に対する考え方も柔軟になってきているということもありますし、

お祝いをしてあげるかどうかはその家族の判断で決めて構いません。

 

ただ、喪中のしきたりは地方や各家庭によっても異なりますので、

それぞれの家族にきちんと相談して決めてくださいね。

 

しかし先ほども説明しましたが、喪中の中でも近親者が亡くなってから

49日間は「忌中」と言われ、昔は身を慎んで外部との接触を断ち、

お祭りやお祝い事などへの参加は自粛して自宅にこもっていたと言われています。

 

親しい方の不幸があってすぐの初節句は、本来のしきたりによれば禁止ということになります。

 

気になるということであればお祝いは避けた方がよいですね。

 

でも、この忌中期間に対する考え方も近年ではさまざまで、

個々の判断でお祝い事へ参加するという方も多く見られますので、

一般的なマナーを理解したうえで周りと相談してお祝いをするのは

全く問題ありませんが、大々的にお披露目や食事会などをするのは

あまりよくありませんね。

 

親しい身内だけで、家の中でささやかにお祝いをしてあげるのが良いと思います。

 

次に、節句の時にあげる鯉のぼりについてです。

 

鯉のぼりは江戸時代後期から立てられるようになり、立身出世のシンボルとされ、

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縁起物として広まりました。

 

節句のお祝い自体は問題ありませんが、地域によっては大きく立派な鯉のぼりを

自宅の外に立てたりするので結構目立ちますよね。

 

身内に不幸があったということは近所の方も知っているのに、

外に大きな鯉のぼりを立てるのはやめた方が良いと思います。

 

家の中に設置できるタイプの鯉のぼりであれば良いとは思いますが、

周囲へのマナーとして、外に立てるのは控えるという地域が多いようです。

 

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喪中の時に兜飾りはしてもいいの?

兜飾りは、江戸時代初期に、武家で男の子の誕生を祝って鎧兜と具足を

飾ったのが始まりで、町民がこれに習って兜を家の中に飾るようになったと言われています。

 

鎧兜には身を守るという意味があり、男の子を事故や病気、

災害などから守るという願いも込められています。

 

兜飾りは家の中に飾るものですので、喪中期間であっても気にする必要はありません。

 

飾っても差し支えないでしょう。

 

子供は兜飾りを見るとかっこいい!と喜びますよね。

 

兜飾りを見ながら柏餅やちまきを食べて子供の成長をお祝いしてあげると良いですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

喪中・忌中期間のお祝い事に関する風習は、近年ではかなり柔軟になってきています。

 

派手にするのではなく、家の中でささやかに行うのであれば問題ありませんが、

お祝いをするかどうかは家族内できちんと相談して決めてくださいね。

 

家の中に飾る鎧兜は出しても問題ありませんが、

外に立てる鯉のぼりは控えた方がよいでしょう。

 

世間一般の常識では喪中期間は1年間です。

 

陰で噂をたてられないように周りへの配慮は怠らず、

子供の成長を願う節句を迎えてくださいね。

 

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