年2回春と秋にあるお彼岸の時期になると悩むのがお墓参りですよね。
特に嫁ぎ先のお墓が遠方にある場合など、
お墓参りに行く日程調整、準備と出費もかさむので大変です。
また、仕事の都合上どうしてもお彼岸に帰省できないこともあると思います。
そのため、嫁ぎ先などへの対応に気を遣って悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
そこで、お悩みの方のためにどうしてもお彼岸にお墓参りに行けない際の
対処の仕方とその後の対応について詳しくお話ししましょう。
彼岸にお墓参りに行かないって非常識なの?年に何回ぐらいいくもの?
お彼岸は、3月と9月にあります。
まず、お彼岸とかお盆などの行事は、嫁ぎ先のお家の習慣に
沿って行うようにすることが1番大切です。
そこで、早目に嫁ぎ先のお家と連絡を取り
どのようにお彼岸のお参りをしているかを聞きましょう。
もし、仕事などでお彼岸にお墓参りができない状況であれば、
その事を正直にお話ししてどのようにすれば良いかを早目に尋ねましょう。
お彼岸にお墓参りに行けないことが非常識かしらと悩むよりも、
嫁ぎ先のお家と連絡を取って正直にお話しして決めることを優先します。
また、お墓参りはお彼岸やお盆、月命日などに欠かさずに
お参りするお家もありますが、年に何回ぐらいお墓参りするものかしらと
考えるよりも行ける時には必ず行くという気持ちが何よりも大切です。
結論から言えばお彼岸にお墓参りに行けなくても非常識ではありませんが、
その後の対応をしっかりとしておきましょう。
お墓参りに行かない場合、代わりにどうすればいいの?
では、お彼岸に帰省できずにお墓参りができなかった場合は
どのように対処するかを次にお話ししましょう。
お彼岸にお墓参りに行くことが難しいと判断した場合は、
早目に嫁ぎ先の実家に連絡を入れてお墓参りに行けないことを伝えましょう。
そうすると、実家の方は何もしなくて良いという風に言ってくれると思います。
ですが、あなたの気持ちを示すために、故人の好きだったものや
日持ちのするお菓子などのお供え物を嫁ぎ先の実家に送るようにしましょう。
そうする方が、嫁ぎ先の実家と良好な関係を築くことができます。
お供え物の相場ですが、だいたい3,000円から5,000円位の
品物を送る人が多いようです。
その際に、気をつけたいことはお供え物を送る際ののし紙は
黒白、双銀か白黄の水引で結び切りを使って
名前にはご主人のフルネームを入れることです。
この方が、ご主人の実家に良い印象を与えます。
そして、送る際には手紙を添えてお彼岸入りする前日までに
届くように送りましょう。
そうすることで、あなたの気持ちと誠意を伝えることができます。
また、嫁ぎ先の実家にお盆やお正月に帰省した際には
必ずお墓参りに行くようにします。
その際には、嫁ぎ先の実家の仏壇にもお参りすることを忘れないようにしましょう。
まとめ
お彼岸やお盆のお墓参りは大切ですが、どうしても行くことが
できなければ早目に嫁ぎ先に行けない事を伝えます。
そして、手紙などを添えて心を込めてお彼岸入りする前日に
届くようにお供え物を送るようにします。
その際には、日持ちのする物で小分けにしたお菓子などが理想的です。
そして、のし紙にも気を遣うようにします。
また、お盆やお正月に帰省した際には必ずお墓参りや仏壇に
お参りをするようにします。
いずれにせよ、お墓参りをするという行為よりも相手や祖先を
思う気持ちがとても大切であることを心に留めておきましょう。