梅雨のじめじめした時期から夏の時期にかけて、そして冬の寒い時期、
わたしたちは1年の半分以上はエアコンにお世話になっていますよね。
生活に欠かせない必需品です。
エアコンはどうしてもほこりを吸い込んでしまったりカビが発生してしまったりするので、
こまめに掃除をすることが大切なのですが、何度掃除をしても臭いが気になる時ってありませんか?
その臭いの原因は何なのか、何か対策はないのか、調べてみました!
エアコンの掃除をしたのにもかかわらず臭いのはどうしてなの?原因は?
エアコンの嫌な臭いもさまざまです。
一番多いのはカビ臭さ、その他ほこり臭かったり酸っぱい臭いがする、
という声もあるようです。
掃除をしても改善しない臭いには、以下のような3つの原因が考えられます。
<エアコン掃除の推奨頻度を守っていない>
エアコンフィルターの掃除は2週間に1度、エアコン全体のクリーニングは
基本的には2年に1度くらいの頻度が推奨されています。
掃除をしていると言っても、この推奨頻度を守らず長年放っておいたものを
久しぶりに掃除をしても、汚れや臭いがなかなか取れないということがあるようです。
<排水管(ドレン)に水が溜まっている>
冷房などの冷風運転の場合は、外部の暑い空気を熱交換機で冷風に変えて
外に送り出すので、温度差によって水滴が発生します。
内部に溜まった水は、排水管(ドレン)を通して外に排出するのですが、
排水管が長かったりたるんでいると、水が残留してカビが発生し臭う場合があります。
<部屋の空気自体に問題がある>
エアコンが設置してある部屋の環境が原因の場合もあります。
キッチンの近くだと油のにおい、リビングだとじゅうたんのほこりやペットのにおい、
寝室であれば汗のにおいなど、生活臭が原因の場合もあります。
エアコンは外の空気を吸い込み、また風となって出てくるものですので、
普段気にならない生活臭もエアコンからふき出してくると気になってしまうのではないでしょうか。
エアコンの臭い対策は何かあるの?
では、上で挙げたような臭いの原因はどうしたら防ぐことが出来るでしょうか。
色々と調べてみましたが、やはり「こまめに掃除をする!」これに尽きるようです。
エアコンは運転し始めたその瞬間から室内のほこりなどを吸い込むことになるので、
すぐにホコリやカビは発生してしまうのです。
ですので、さきほどもお話ししましたが、掃除が面倒だからと放っておくと
臭いや汚れは落ちにくくなってしまいますので、家庭でも簡単にできるフィルターや
カバー、ルーパー(羽)の掃除はこまめに、またエアコンクリーニングも定期的に行うことが大切です。
また、エアコン本体だけでなく、排水管(ドレン)の清掃も定期的に行うとよいでしょう。
ドレンがたるんだり長すぎて巻いてしまっていたりすると水がきれいに流れないだけでなく、
ゴミなども溜まりやすくなってしまいます。
これが臭いの原因ともなるため、まっすぐにしたり短く切ってしまうのも良いと思います。
こういった掃除を心がけていても、自分たちで出来る掃除には限界があります。
掃除をしても取れない臭いは、自分たちで掃除できないエアコン内部に原因がある場合も
考えられますので、その場合は高圧洗浄や分解洗浄などをしてくれるプロのクリーニング業者に
お願いしましょう。
まとめ
今回は、掃除をしても気になるエアコンの臭いについてお話ししました。
エアコンから出る臭いは、エアコン本体に原因がある場合と、エアコン本体以外に
原因がある場合がありますので、本体だけでなくドレン(排水管)もこまめに掃除を
することをおすすめします。
とにかく、面倒だからと言って掃除を怠ると後で困りますので、日々こまめな掃除を心がけましょう!