ハイオクの車にレギュラーガソリンを混ぜるとこうなる!

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最近はセルフスタンドが非常に多くなっているので、自分で愛車の給油する方も多いと思います。

 

愛車の給油口にハイオクかレギュラーかわかるようにシールが貼られています。

 

給油する時に、ハイオク車にレギュラーを入れても問題がないのでは?

と思っている方も大勢いるのではないでしょうか。

 

ハイオク車にレギュラーを入れた場合には何か問題があるのでしょうか?

 

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ハイオクの車にレギュラーガソリンを混ぜるとどうなるの?問題ないの?

ハイオク車に乗っている方の中で、同じガソリンだし、ハイオクもレギュラーも変わりがないなら、

安いレギュラーを入れた方が経済的と思うのは誰もが感じる所です。

 

実際にハイオク車にレギュラーガソリンを入れる事はある程度のリスクを背負う事になります。

 

最近の車はコンピューター制御されており、ガソリンの噴霧も点火位置も制御されています。

 

ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた段階で、コンピューターが一時的に

レギュラー用の緊急用のプログラムを発動させます。

 

そうする事でガソリンの点火位置を調整しますがあくまでも緊急用と言う事です。

 

ハイオク車にレギュラーガソリンを入れ続ける事で最も混合気が圧縮する位置で

点火する事が出来なくなり、ノッキング現象が起きやすくなります。

 

ミスファイヤによるパワーロスが生まれてきます。

 

緊急用プログラムは一時しのぎに過ぎない為に、ハイオク車にレギュラーガソリンを入れ続ける事で、

エンジン事態に少しずつダメージを与えて行く可能性が高くなります。

 

メーカー側もハイオク車にレギュラーガソリンを入れてトラブルを起こした場合には

保証対象外にしているケースが見られます。

 

ハイオクとレギュラーを混ぜた場合にはどうなるのか?と言うと、

この場合には正確には50:50の比率であれば問題ないようですが、

できればハイオクの比率を高めた方が安心です。

 

満タン50Lの場合には最低でもハイオク35Lレギュラー15Lの配合であれば

即故障につながる事はありません。

 

但し、レギュラーを混ぜている事で、多少点火が早まる事に違いがありませんから、

なるべくは、ハイオク車にはハイオクのみの使用が一番安全だと言えます。

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そもそもハイオクとレギュラーって何が違うの?

そうなると、同じガソリンでありながら、ハイオクとレギュラーの違いは一体何?

と言う事になります。

 

先ほども紹介しましたが、ハイオクとレギュラーではエンジン内部での

発火するタイミングが若干違っています。

 

レギュラーガソリンの方が微妙に発火点が早いのです。

 

これは、ガソリンを給油した事がある方はわかると思いますが、

給油ノズルおいてある所にハイオクやレギュラーと書かれている下に

オクタン価100や90と言う数字が表記されています。

 

このオクタンとはガソリンの燃えるタイミングが違う事を表記しています。

 

超簡単に説明するとシリンダーの最上位点が圧縮比が一番高い点です。

 

ここでプラグから火花が出て爆発する事でパワーが得られます。

 

ハイオク車の場合のエンジン設定はオクタン価95以上となっているケースが多い為に、

最上位点で発火をするオクタン価100のハイオクが適切な位置での点火点になります。

 

レギュラーの場合にはオクタン価90ですから、最上位点手前で火花が飛ぶ前に

発火点に到達してしまう事になります。

 

これによってミスファイヤが起こりノッキングにつながって行く事になります。

 

レギュラーとハイオクの違いはガソリンの発火点が若干違う点と言う事です。

 

微妙なずれなら問題ないのでは?と思ってしまいますが、

微妙なずれはやがて大きなずれへと変化していきます。

 

先ほども言った通りハイオク車にレギュラーを入れ続けると

エンジン故障を引き起こす可能性が出てくると言う事になるのです。

 

まとめ

ハイオク車にレギュラーガソリンをませるとどうなるのか?と言う事を紹介してきました。

 

基本的には連続で入れている限り、パワーロスは確実であって当然、

無駄なガスが排出されてしまいます。

 

そうなると燃費も落ちていきますから、経済的だからと言ってハイオク車に

レギュラーを入れるメリットはほとんど無いと思っていた方がいいでしょうね。

 

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