会社の営業車や買い物に車で行く場合には、大体駐車場は、
屋根が当然あるわけではありませんよね。
特に夏場は、少しでもエンジンを切ってしまうと車内は
高温の世界になってしまいます。
エンジンをかけてもエアコンがなかなか効かないですよね。
どうすれば、早く涼しくすることができるのでしょうか?
車のエアコンの効きが悪いような・・・原因は?涼しくする方法ってどうすればいいの?
真夏の晴天の屋外駐車場に車を止めてから用事を済ませてくる間に、
車内の温度は急激に上昇してしまいます。
ドアを開けると熱気がムワッと襲いかかってきますよね。
すぐにエンジンをかけてエアコンを入れても、なかなか車内が冷えない!
エアコンの効きが悪いの?なんて思ったりもします。
これは車内に熱がこもってしまいエアコンの冷気が全くといって
効果を発揮できていない事になります。
この原因は車体全体とダッシュボードが主な原因と考えてもいいでしょう。
車のボディは炎天下のもとでは、素手で触れない位に熱せられています。
当然その熱は車内にも影響を及ぼす事になります。
ボディの温度は100度近くまで上がる事も・・ボディからの放射熱で暑くなって行きます。
ダッシュボードは、ほとんどの車は黒又はダークグレーを採用しています。
太陽光を集めるのには黒系の色はもってこいですよね。
材質がプラスチック系を使用している為に熱がこもりやすくなります。
ダッシュボードからの輻射熱で車内が暑い状態になるのです。
原因が分かれば対処ができます。
ボディの場合は、バケツ1杯の水を車にかけるだけでも車内の温度は急激に下がります。
気化熱によって温度が下がる事を利用します。
ただ外出時は水をかける場所がないのが難点です。
ダッシュボードの熱を抑える物としては、サンシェードを使用する事で
ダッシュボード温度は上がらない事になります。
後はトランクがあればトランクを解放する事でそこからも熱気が逃げますから、
車内の温度はこれでかなり下がるでしょう。
車内の温度さえ下がってしまえば、エアコンの効きもある程度、早く効き始めてくれます。
車のエアコンを効率よく使うグッズとかってないの?
灼熱の車内ではエアコンは全くと言っていいほど効きません。
先ほど紹介した様に車に水をかける、サンシェードを使用する、
トランクを解放することでもある程度熱は下がります。
それだけでは、完全に車内の熱がとり切れる訳ではありません。
サンシェードを使用するのが一番の方法ですが、駐車時に窓をあけっぱなしは
防犯上宜しくはありません。
最近では、窓ガラスに取り付け、太陽光で動く換気扇等も販売されています。
これを使用する事で、暑い車内の熱を自動で逃がしてくれます。
後はコールドスプレーを車内に振りまくと言う方法もありますが、
常にコールドスプレーを持ち歩かなくてはなりませんし、
車内に置いておくのは爆発の恐れがあるので危険です。
考えられるグッズとしては、現在これ位が限界でしょう。
グッズを使用しないで車内を効率的に温度を下げるには、助手席の窓を全開にして
運転席側のドアを数回開けたり閉めたりします。
それだけで暑い空気が外に逃げるので、車内温度は10度以上下がります。
これでサンシェードを使用していれば、エアコンが効率的に動く事が
できるようになるでしょう。
まとめ
車のエアコンを効率的に涼しくする方法などを紹介してきました。
炎天下の車内に入っただけで、すぐに熱中症に陥る可能性も否定はできません。
いかに車内の熱を取りこまない・こもった熱を外に放出する。
この2点が重要なポイントになります。
一番いいのは熱がこもらない風通しがいい屋根付きの駐車場に
車を止められる事なんですけどね。
エアコンが効きが悪いとイライラもしますし、集中力も落ちますから、
安全運転するには車内の温度をいかに下げるかに掛かってくる事にもなりますね。