かぶを沢山いただきました。
ありがたく、煮たり焼いたりと調理していたのですが、
暑い季節に、熱い料理は家族に不評で…。
かぶって、生でも食べられますかね?
調べてみました!
かぶって生で食べても平気なの?
調べてみると、
- かぶは生で食べられる!というよりぜひ生で食べたほうが良い!
- という事が分かりました。
かぶに含まれる「アミラーゼ」という
でんぷんを分解する成分が含まれており、
胃もたれや胸やけを解消してくれるんです。
このアミラーゼは熱に弱いので、
加熱しないで生で食べないと、この酵素をとることはできないんです。
もともとあくや苦みのないかぶは、
スライスして塩もみなどをすれば、そのまま食べられます。
そのままサラダにしても良し。
マリネやあえ物など、味を足しても美味しいです。
浅漬けやピクルスなど、漬物にしても良いですね。
ぬか漬けも美味しいです。
大根の様に、すりおろしても美味しいんですよ。
かぶを生で食べる時の注意点は?
注意点としては
繊維質が多いので、生食にするときは皮を剥いて薄切りが好ましい
ということです。
かぶは一年中出回っていますが、たくさん食べるなら、
旬の時期の3~5月、10月~11月の時期の甘くやわらかいものがおススメですよ。
生でも食べやすいです!
また、消化酵素の「アミラーゼ」は取りすぎたらどうなのかしら…。
とも思いましたが、食べて摂取したアミラーゼは、そこまで高濃度になることはありません。
この「アミラーゼ」。
実は、体内で自然に分泌しているものと同様なんです。
「アミラーゼ」は別名「ジアスターゼ」と言い、
普通に食べているでんぷん(米類、炭水化物)をブドウ糖に分解するのを、
スムーズにします。
もし、アミラーゼが十分に分泌されていなければ、胃液で無理やり消化するため
体に負担がかかります。
また、慢性すい炎、肝硬変、糖尿病などの可能性があると、数値が低くなります。
そして、「アミラーゼ」は分泌器官(すい臓またはだえき腺)に問題があると体内で
過剰に発生して血中濃度が上がります。
とくにすい臓からだと、炎症やがんに発展します。
なので、健康診断では
「アミラーゼ」の血中濃度が低くても高くても、問題なんです。
しかし、この場合、数値が高くても「すい臓が悲鳴を上げている」サインで、
過剰摂取でどうこう、という事ではありません。
安心して食べてくださいね^^
アミラーゼを含む食品は
- くだもの全般
- イモ類、豆類、ニンジンやダイコン、かぶなどの根菜
- キャベツ
など。
ただ、生で食べなければ酵素が壊れますし、加熱すればたくさん食べられる野菜も、
生だとそんなに量は食べられません。
サプリメントで補うのが一般的なようです。
胃腸薬にも使われているんですよ。
かぶにはほかにどんな栄養があるの?
かぶには
- ビタミンC
- 食物繊維
- カリウム
などが豊富に含まれ、
葉の部分にはBカロテン、葉酸、鉄分が多く含まれています。
また、常食する白い部分より、葉や皮、茎のところなどに多く栄養が含まれています。
葉や茎も、細かく刻んでふりかけにしたり、油で炒めて食べたりと、
栄養をいっぱいいただきましょうね!
効能としては
- 胃腸を健康に保つ(アミラーゼ)
- 生活習慣病を予防する(ビタミンC Bカロテン、カリウム)
- 感染症予防(ビタミンC Bカロテン)
- 貧血予防(鉄、葉酸)
- むくみ予防(カリウム)
- 便秘や下痢予防(食物繊維)
と、それぞれ体を保つ効果があります。
まとめ
いかがでしたか?
かぶはもともと冬の七草にも「なずな」の名前で出てくるほど、
日本古来より私たちの生活に欠かせない野菜でした。
昔から「胃腸の調子が悪い時にはかぶのすりおろし汁を飲めば治る」
と言われています。
昔の人の知恵はすごいですね。
ご参考になれば幸いです。