ママ友とお話ししていたら、
「旦那の家の法事に行きたくない!」
という話題に。
まだまだ封建的な日本のお家事情。
「嫁は夫の家のもの!法事には顔を出すべき!」
というお家は多いんですよね。
もちろん、多くのママさんたちは大人ですから、黙って顔を出している方が
多いと思いますが。
せっかくの休日になんで?
一日中お手伝いをして、しかも顔も知らない親戚の上から目線の話に付き合って…。
と皆さん怒りフツフツ…。
うーん。
いっそのこと「行きたくないです!」と言えればいいんですが、
それを言ったら角が立つのも本当。
相手が建前を言うなら、こちらも「建前」で対抗しなくちゃね~。
さて、どんな断り方が良いでしょうか?
法事に嫁が行かなくても大丈夫なの?上手に断る方法とは?
だいたい、お嫁さんが断る理由というのは決まっていて
- 体調不良(妊娠、産後など)
- 子供の世話
- 仕事(共働きの場合)
ですね。
体調不良は、一番使える手ですよね。
体調は、本人しかわからないことですし、
妊娠などでしたら、夫の実家にも、「孫」に関わることですから。
ただ、
「体調が悪くて~。」で早とちりしたお姑さんが
「うちに孫ができた!」と法事の席で触れ回り、
なぜか
「ぬか喜びさせて!」と後でお嫁さんが怒られた!という事も。
事前に夫に示し合わせて、そういう場では否定してもらえるように
しておいた方が良いですね。
子供のお世話も
習い事なら
「休めばいいじゃない!」
風邪なら
「貴女がしっかり見ていないからよ!」
とか、きっと、いろいろ言われますよね。
まぁ、今回の目的は「法事に出ないこと」なので、何を言われても
「すいません~^^」
と謝っておけば済むことです。
貫き通しましょう(笑)
最後の仕事は、本当に休日出勤だったとしても、
「そこまで仕事しなきゃいけないの?」と平気で言われてしまいそうですが…。
夫の実家で旦那が
「仕事だから休めない。」
と言い出したら、日にち替えてもらえるのに。(´;ω;`)ウゥゥ
こちらも
「はい、そうなんです~。」と貫き通しましょう。
上手に断る方法は
- 夫や舅、姑も他の親戚に言えるくらい、筋の通った言い訳を通す
- お香典はきちんと渡す
- 後日、親族に会った時に「法事に出られなくてすいませんでした。」と一言いう
- 夫だけでも出席してもらう
の気遣いが必要です。
まぁ、これだけ気を使うくらいなら、法事に出ちゃった方が楽(笑)という気もしますが、
相手のメンツを損じないよう気を遣えば、後々言われることもありません。
夫の親族もメンツだけでうるさく言っているので、
そこをクリアすればOKです。
そして、もともと他人の親族。
こちらを思いやってくれたら良い人。
陰口叩くのは普通の人と思いましょう。
多少、嫌味を言われても、自分が悪いなんて、間違っても思わないでくださいね。
聞き流せば良いのですよ(^_-)-☆
私も、妊娠中や子供の風邪などで法事を免除してもらったことがあり、
そのことで夫の親戚から、初対面で嫌味を言われたこともあります。
ただ、嫌味を言う人って、その人自身が理不尽な思いをした人である事が多いのです。
夫に
「こんなこと言われた~。」
と愚痴ったら、
「あそこは姑がきつくて、臨月でも法事も休めなかったらしいよ~。」
と慰められました。
私自身が正当な理由で行かない、と思っていても、その親戚は
「私は頑張ったのに、この嫁は甘ったれて」
と思ったのですね。
一人一人、常識は違います。
上手な断り方って難しいですね(-_-;)
だから、嫌な目に会わないために法事に参加しないのは、自衛策です。
ただ、夫など、大事な人に嫌な思いをさせないために、しっかり気配りをして。
お休みしちゃいましょう!(*`艸´)ウシシシ
もし法事に行く場合は何回忌までいけばいいの?
一般に法事は、
- 一週忌
- 三回忌
- 七回忌
- 十三回忌
- 十七回忌
- 二十三回忌
- 二十七回忌
- 三十三回忌
とあり、三十三回忌で、死者は極楽浄土に行けるので、それ以降はない、
という地域と、五十回忌まで行う地域とあるらしいです。
一般的には、十三回忌以降は省略しても良いそうです。
また
- 一周忌では遺族と、親族の知人友人、仕事関係の方までお呼びする
- 三回忌以降は少しずつ関係の深い方に絞る
- 七回忌は親族でも、遠方の方はお招きしなくていい
という風になっているそうです。
ただ、親族の方の気持ちもありますから、その意図も組んで…。という形になりますね。
一周忌、三回忌は、行かなくてはいけないのかもしれませんが、
七回忌は、遠方であれば、断っても良いのですね。
それ以降の法事に関しては、一三回忌以降は行わないところもあるので、
一三回忌まで列席すれば、義理を欠くことにはならないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
私は不幸にして嫌なことを言う夫の親戚に会い、夫の親戚には疎遠になってしまいましたが、
自分の両親の親戚がらみの法事は楽しみです。
そこでしか、顔を合わせる機会のない人もいますから。
いとこのお嫁さんにお下がりをもらったり、同じ嫁として嫁トークをしたり…。
そういう縁も、法事という行事がなければ、なかなかできませんね。
死者が引き合わせてくれた縁、大事にしたいと思います。
ご参考になれば幸いです。