雨の日って雨が室内に入り込まないか心配で窓が開けられないため、
掃除するのも控えてしまいます。
天気がいい日は掃除日和、そんなイメージもありますよね。
でも実は掃除機をかけるなら、雨の日がいいって言われているそうなんです。
それって本当なのでしょうか?
今回は雨の日に掃除機をかけても大丈夫なのか、調べてみました。
雨の日に掃除機をかけた方がいいって本当なの?
実は雨の日は掃除機日和ともいえるんです。
雨が降ると湿気が多いため、ほこりが立ちにくく、ハウスダストが
舞い上がる心配がありません。
そのため、アレルギー体質の方はむしろ雨の日や、
湿度が高い日にお掃除するのがおすすめなのです。
掃除機をかける際は、窓を開けるようにしてください。
ほこりが舞わないと言っても、全く舞わないというわけではありません。
室内に悪い空気がこもらないためにも、必ず換気をしながら
掃除機を使用しましょう。
雨の日は、窓を開けることをためらってしまうかもしれませんが、
掃除をしている間とそのあと少しぐらいであれば、
部屋の湿度が高くなる心配はいりません。
窓を開けておく目安は掃除機をかけている最中と、その後5分ほどで十分です。
ただし、風が強かったり、大雨で室内に雨が入り込んでしまう場合は、
窓を開けておくということはできないので、
掃除機を使用するということも避けた方が良いでしょう。
拭き掃除とかは雨の日と晴れの日どっちがいいの?
実は掃除機の他にも雨の日にやった方がいいと言われている掃除がいくつかあります。
まずは窓の拭き掃除。
天気が良い日に窓ふきをすると、拭いた場所がすぐに乾いてしまうので、
水滴の跡や汚れのスジが窓に残ってしまうことがあります。
洗剤を使う場合にも、すぐに乾いてしまうため、洗剤の浸透力が弱く、
内部の汚れまで落としきれないことがあります。
雨の日は晴れの日と違ってすぐに乾くという心配がないため、窓ふきに向いています。
また雨で汚れがゆるむため、掃除が簡単に出来るようになり、時短にもつながります。
他には網戸の掃除も雨の日にやるのがおすすめです。
網戸の掃除は細かい網目の汚れを落とすのがとっても面倒なんですよね。
でも網戸を外して、雨にあたるように壁に立てかけて置けば、
雨水が網目の汚れまで洗い流してくれるので簡単に掃除が出来ます。
あとは仕上げにザっと洗い流して拭き、元に戻したら完了です。
網戸の掃除のように雨水を利用することが出来るのが、雨の日の掃除のメリットです。
シャワーなどがない場所を拭く場合、バケツに水をはって、重たい思いをして
2階などに持ってこなくてはいけないなどがありますよね。
しかし雨水を使えば、その手間を省くことが出来ます。
例えばベランダ。
雨が降ることで、手すりが濡れますよね。
そのままぞうきんなどで拭き取ってしまえば、手すりについてほこりを
キレイに落とすことが出来ます。
玄関など同様にして雨水を利用して拭き取ることが出来ます。
車の本体の掃除も雨の日に行うのもおすすめです。
洗剤などで洗ったら、最後は雨水が洗剤を洗い流してくれるので、節水につながります。
ただし、雨の日の掃除では身体を濡らしてしまうこともあるので、
レインコートを着るなどして風邪をひかないようにも気をつけましょう。
雨の日の掃除として避けたいのは室内の拭き掃除です。
乾かないとカビの原因になってしまいます。
カビが発生してしまうと余計な掃除が増える事にもなりますからね。
ただ雨が続き、床などのベタベタが気になるなどであれば、
水拭きはせず、乾拭きを使って拭き取るようにしましょう。
まとめ
雨の日にも適した掃除というものがあります。
雨の日、晴れの日それぞれの特性を生かして、ぜひその日に合った掃除を
するようにしましょう。
休みの日に雨が降ってお子さんや旦那さんがお家でじっとしているようであれば、
家族で掃除をするというのも良いのではないでしょうか?