子供の時って本当に成長が早いので、すぐに服が小さくなってしまいますよね。
毎回新しい服を買うのも家計としては大変。
そんな時にお下がりで服をもらえると本当に助かるものです。
でも子供の時って服も汚しやすいから、もらった子供服にシミが付いていた、
なんてことも。
そのまま捨てちゃうのはもったいないし、上手にシミを落とす方法って
ないのでしょうか?
今回は子供服のお下がりでシミが付いていた時の落とし方についてご紹介します。
子供服のお下がりでシミが付いている時って上手に落とす方法ってないの?
お下がりにシミが付いていた場合、漂白剤を使ってつけ置きするという方法が効果的です。
用意するものは
・お湯(40~50℃)…2リットル
・酸素系漂白剤…大さじ1
塩素系の漂白剤もありますが、子供の肌はデリケートなので、
刺激の少ない酸素系漂白剤を使うようにしてください。
・バケツやおけ(出来れば蓋つき)
1:バケツやおけにお湯を入れて酸素系漂白剤を混ぜ入れます。
2:その中にシミのついた服を入れ、1~2時間放置します。
水温が低いと、漂白剤の効果が十分に発揮されません。
なるべくお湯が冷めないためにもバケツやおけに蓋が出来るのベストです。
3:しっかりすすいだら、あとは通常通りに洗濯します。
つけ置きだけでも十分にしみはキレイになりますが、
かなりシミがひどい場合には、シミの部分に直接漂白剤を染み込ませることで
より落ちやすくなります。
その際は液体の酸素系漂白剤を使用するようにしてください。
全体的に黄ばみがある時ってどうしたらいいの?
ベビー服のお下がりをもらったりすると、全体的に黄ばんでいることってないですか?
ベビー服ってミルクをこぼしたりすると油分が多いため、
黄ばみになってしまうんですよね。
先ほどご紹介した漂白剤のつけ置きでも黄ばみをキレイに落とすことはできますが、
ひどい場合は“煮洗い”という方法がおすすめです。
用意するもの
・洋服が入るくらいの大きめのステンレス鍋
アルミの鍋を使用すると化学反応で溶けてしまうことがあります。
絶対に使用しないでください。
・水…6リットル
・粉せっけん(無添加)…大さじ1
・粉末の酸素系漂白剤…大さじ1~2
・トングまたは菜箸
使用する粉せっけんや漂白剤によっては適量とされる量が異なる場合がありますので、
説明書などをまず読んで確認してから使用するようにしてください。
1:鍋に水を入れ火にかけます。
2:軽く沸騰したら粉せっけんを入れ、よく混ぜます。
あまり沸騰させすぎて熱くなりすぎると、
生地をダメにする場合があるので気をつけましょう。
3:黄ばんだ洋服を入れトングなどでかき回します。
たくさんの服を詰め込むと洗浄効果も弱まります。
なるべく1度で行う枚数は少なめで、鍋に余裕があるくらいにしましょう。
4:酸素系漂白剤を入れ、混ぜます。
5:噴きこぼれないように火加減には注意し、弱火で10分ほど煮ます。
6:時間が経ったら、お湯が冷めるまで少し放置し、他のバケツに洋服をうつします。
7:水で汚れを揉みだすようにすすぎます。
8:そのまま干しても問題ありませんが、1度洗濯してから干すのがおすすめです。
煮洗いは黄ばみを落とす効果のほかに消臭や殺菌の効果も期待できます。
ただし化学繊維などのデリケートな生地は縮んでしまう場合もあります。
そういった生地には使用しないでください。
また色移りの可能性もあるので、もし何枚も同時にやる場合は似た色同士で
行うことをおすすめします。
もらったお下がりの子供服にシミや黄ばみがあっても捨てる必要はありません。
今回ご紹介した方法で、上手に落とすことが出来ます。
とっても簡単な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。