夏や冬はエアコンの欠かせない季節ですよね。
エアコンをつけたら、急に黒いほこりが舞い落ちてきた、
なんて経験はありませんか?
わが家も、自動のお掃除機能がついているエアコンなのに、
2~3年すると黒っぽいほこりのようなものが
パラパラ落ちてきたことがありました。
エアコンクリーニングをお願いしてそのようなことはなくなったのですが、
急にほこりが落ちてきたりすると焦りますよね。
では、エアコンからほこりが出る原因は何なのでしょう?
身体に悪い影響を与えることはないのでしょうか。
エアコンからほこりが出てくる原因は?対処方法はどうしたらいいの?
ほこりが舞い落ちる最大の原因は、エアコンの汚れです。
エアコンは、室内の空気を取り込んでその空気を風として
再び室内に吹き出すという仕組みで成り立っているのですが、
室内の空気を取り込む時にほこりも一緒に吸い込んでしまうのです。
大きなほこりであれば、フィルターに引っかかって
エアコン内部に入り込むことはないのですが、
細かい小さなほこりはフィルターを通りぬけて
内部に入り込んでいってしまうのです。
小さなほこりはエアコンを動かせば動かすほど、
奥へ奥へ入り込んでどんどん溜まっていき、
ほこりだらけになり結果として外へとほこりが出てきてしまうというわけです。
また、エアコンは運転させると水がでますよね?
エアコン内部はジメジメ状態なので、
ほこりを放置しているとカビを繁殖させる恐れもあります。
カビとほこりがエアコンから舞い落ちてきているなんて、
考えただけでも鳥肌が立ってしまいますよね…。
この舞い落ちるほこりやカビの対処方法はとても簡単なことで、
すぐに掃除をするということです。
自動のお掃除機能がついているエアコンも多いとは思いますが、
これはフィルターにほこりがたまらないようにする機能で、
カビの繁殖を防いだり除去してくれるものではないのです。
ですので、汚れてしまったエアコンは、
エアコンクリーニングをお願いするのが一番良いですね。
ただ、ここまでの状態にならないように
日頃の掃除に気を付けることが大事です。
そもそも、エアコンが室内の空気を取り込む時に
ほこりを吸い込んでしまうわけですから、
室内の環境をいつも整えておくことが大切です。
また、エアコンのフィルター掃除も定期的にしておくことをおすすめします。
エアコンのほこりやカビで人体への影響はないの?
エアコンから出てくるほこりやカビは放ったままにせず、
エアコン本体も室内も掃除することの大切さはお話しさせていただきましたが、
ではそのまま放置しておくと私たちの身体にどのようなことが起きるのでしょうか。
アレルギーや喘息
エアコンからほこりやカビだらけの風が吹き出すことでそれが体内に侵入し、
アレルギー性鼻炎やアトピー、喘息や肺炎などの症状を引き起こす恐れがあります。
感染症
風邪をひいて体の免疫力が落ちているときにほこりやカビだらけの
エアコンを使用するのは危険です。
脳や肺などの器官に侵入してしまう真菌感染症という感染症を引き起こす可能性があります。
カビ中毒
エアコンから吹き出た風とともに、カビが食べ物に付着し、
そのカビが作り出した「カビ毒」を食べてしまうことで起こる中毒です。
症状としては、食中毒のほか、最悪の場合はガンを引き起こす恐れもあります。
まとめ
以上、エアコンから出てくるほこりの原因や人体への影響についてお話をしました。
エアコンのほこりやカビはわたしたちの身体に様々な影響を与えるとても怖いものです。
室内の環境を整えるのはもちろんのことですが、
少々面倒でもエアコンは定期的にフィルターの掃除をし、
2~3年に1度はクリーニングをして清潔な状態を保つことが大切ですね。