毎日使う布団は清潔に保ちたいですね。
この布団には、チリダニが付着している可能性があることをご存知ですか。
このチリダニのフンや屍骸は、思いもしないような健康被害を私達に及ぼすのです。
しかも、チリダニは強い繁殖力を持っています。
残念なことに布団の天日干しや掃除機によるチリダニの駆除は、
一時的な効果しか期待できないのです。
そこで、根本的なチリダニの駆除方法が求められますね。
もっとも効果的な方法が、コインランドリーでの洗濯・乾燥なのです。
とりわけ、コインランドリーの高温乾燥機がチリダニの駆除に威力を発揮します。
そこで、コインランドリーの高温乾燥機がどのような働きがあるかを紹介しましょう。
さらに、コインランドリーの利用に戸惑いを持つ人のためにも
コインランドリーの衛生管理についてお話しします。
布団についたダニはコインランドリーで完全に除去できるの?
まず、ダニがなぜ問題となるかをお話ししましょう。
私達の目には見えませんが室内には、体調0.2ミリメートルから0.5ミリメートルの
チリダニが生息しているのです。
このチリダニは刺したりはしませんが、高温多湿の時期には
1日1個の卵を産み続けて繁殖します。
人の体温と汗による高温多湿という条件のそろう寝具は、
チリダニがもっとも繁殖しやすい場所になります。
そこで問題となるのは、そのフンや屍骸が原因となって喘息や
アレルギー性鼻炎を引き起こすことです。
そのため、チリダニの除去が必要になります。
チリダニの最大の弱点は熱です。
一般的に、チリダニは50度で20分から30分で死滅し、
60度の熱で一瞬にして死滅します。
また、寝具の加熱を3ヶ月に1度の割合で行うことで
チリダニを排除することができます。
ところが、家庭では掛布団などの大型の寝具まで洗濯・乾燥ができませんね。
ですが、最近のコインランドリーでは掛布団や敷布団まで
洗濯・乾燥できる所があります。
また、コインランドリーの乾燥機は温度設定できるものがあります。
特に、高温乾燥機は80度から120度の高温で洗濯物を
乾燥させることができるのでチリダニを駆除することができます。
布団にダニをコインランドリーで洗濯・乾燥する時の注意点とは?
コインランドリーを利用するには、幾つかの注意点があります。
まず、コインランドリーでの洗濯・乾燥に適さない布団があります。
羊毛布団、和布団、表布と裏布がブロック状に縫い付けられている
キルティング加工が施されていない布団などは、
コインランドリーで洗濯・乾燥しないようにしましょう。
さらに、乾燥をしっかりとしないと後々嫌な臭いがしてくるので
完全に乾燥させるようにしましょう。
また、衛生面からコインランドリーの利用をためらう人も多いと思いますが、
実はコインランドリーを営業するにあたり各地方自治体によって
様々な条件が設定されて厳しく管理されています。
ですから、衛生面に関して安心して利用できるのです。
とりわけ、乾燥機は高温なので洗濯物を清潔な状態に保てます。
コインランドリーでの布団の洗濯・乾燥に失敗したという経験談がよくありますが、
初めて挑戦する時は失敗しても大丈夫と思える布団から挑戦してみましょう。
・まとめ
布団で繁殖するのはチリダニで、喘息やアレルギー性鼻炎の原因になります。
このチリダニは、熱に弱いので高温乾燥ができるコインランドリーを利用するのが
駆除にもっとも有効な方法です。
ですが、コインランドリーでの布団の洗濯・乾燥に失敗したという話もあるので
初回は身近な布団から初めてみましょう。
その際には、コインランドリーでの洗濯・乾燥には、羊毛布団、和布団、
キルティング加工されていない布団は持ち込まないようにします。
さらに、沢山の人が利用するコインランドリーを利用することを
不安に思う人もいるでしょう。
ですが、コインランドリーには衛生面について各自治体によって
設定された厳しい条件下のもとに営業されています。
ですから、安心して利用できるのです。