大掃除の時期・新生活を迎える春など、家の中のものを整理するタイミングで
断捨離をする人も多いと思います。
要らなくなった洋服や子供のおもちゃなどは断捨離しやすいですが、
かさばるにも関わらず、断捨離の判断が難しいのが書類です。
わたし自身も、後で困らないようにと、とりあえず保管することが多いため
書類関係は増えていく一方です。
わたしのように、捨てていいもの・捨ててはいけないものの区別で
皆さん苦労しているのではないでしょうか。
そこで今回は、書類の断捨離についてお話ししていきたいと思います。
断捨離で捨てない方がいい書類ってどういうのがあるの?
捨ててはいけない書類は、
「重要書類(お金関係)」、「不動産関係の書類」、
そしてお子さんのいる家庭であれば、
「子供関係・教育関係の書類」の3つに分けられます。
<重要書類(お金関係)>
年金手帳・保険証券・運転免許証・健康保険証などは捨てる人はいないと思いますが、
重要書類にあたります。
固定資産税などの税金関係の領収証は、払ってしまったら終わりではありません。
大体の領収証は5年保管ですので、保管期限前に捨てることのないように注意してください。
また、年度末に勤務先からもらう源泉徴収票は、
確定申告や各種ローンを組む場合等で必要になりますので、
1~2年は保管しておくと良いでしょう。
医療費の領収証は、年間の医療費が年間10万円を超えると医療費控除の対象となるため、
年間の金額が多くなりそうな場合は処分せずに保管することをお勧めします。
<不動産関係の書類>
わが家は分譲マンションですので、その場合だと、
売買契約書や重要事項説明書・管理規定集・管理委託規定集などは重要書類です。
賃貸の場合でも、契約時にやり取りをした書類については
きちんと保管するようにしましょう。
また、住宅ローンに関する書類も捨てずに取っておきましょう。
<子供関係・教育関係>
当たり前ですが、出生証明書・母子手帳・医療証は重要なものですね。
その他、成績表や賞状などは将来の思い出になるものですので、
お子さんのためにも取っておいてあげると良いと思います。
逆に捨てて良かったものってどういうのがある?
基本的には、上でお話しした重要な書類以外は基本的には処分してしまっても問題ないと思います。
わたし自身がこれまで長いこと保管していて、思い切って捨てて良かったものをご紹介します。
・クレジットカードの引き落とし明細
・給与明細
・ねんきん定期便
・家電製品の取扱い説明書
・年賀状
・使用済みの銀行通帳
クレジットカードの引き落とし明細は、引き落としが済んでしまえば取っておく必要はありません。
給与明細も確認したら処分してしまっても良いと思います。
最近では明細のペーパーレス化も進んでいますので、
引き落とし明細などはWEBで確認できるよう手続きするのもおススメです。
ねんきん定期便は年に1度、保険料納付の確認のために送られてくる書類ですが、
問題ないかを確認すればすぐ処分しても問題ありません。
一番溜まっていくのが、家電製品の取扱い説明書です。
使い方はインターネットで確認することが可能です。
わたしもそうですが、説明書の確認は最初だけであまり目を通すことはないと思います。
思い切って捨ててしまってOKです。
年賀状は、人から頂いたものなのでなかなか捨てづらいのですが、
毎年住所の確認をするくらいだと思いますので、1年分を残して捨てましょう。
書類の断捨離は本当に悩むことが多いですが、
重要書類以外で1年間目を通していないものについては思い切って処分して良いと思います。
書類を処分する時は、名前や住所などの個人情報が流出しないように、
シュレッダーにかけたり細かくちぎって捨てるなど、十分に気を付けるようにして下さいね。