家のベランダや自家用車の屋根の上などが
鳥のフンだらけになって大変な思いをした方は
少なくないと思います。
わが家もベランダのすぐ脇に電線や木があり、
手すりがフンだらけになった経験があります。
何度拭いてもまたふんをされることにイライラするし、
小さなお子さんがいるご家庭では、
フンを触ったり口にいれてしまったり…
なんて考えるだけでも背筋がぞっとしてしまいますよね!
今回は、鳥のふん害対策で効果的なものは何なのか、
実際にふん害にあった時の掃除方法や注意点などに
スポットをあててご説明していきます。
ベランダなどへの鳥のふん害の対策で効果的なものとは?
ふん害の対策としては、まずは鳥を寄せ付けないようにすることですよね。
100円ショップやホームセンターで手に入る鳥よけグッズを調べてみました。
<テグス>
鳥が好んでとまりそうな場所に平行に張ることで、鳥がとまりにくくなるというもの。
<プラスティック剣山>
プラスチックのとげとげがついているもの。
シート状になっているので場所ごとに大きさを調節して使用します。
<CD>
これ、結構見かけますよね。キラキラと反射することで鳥がよりつかなくなると言われています。
つるしておくだけでとっても簡単です。
<忌避剤>
独特のにおいがあって、それを鳥が嫌がって寄り付かなくなるようです。
個形でそのまま置くだけなので、これもとっても簡単ですね。
<ペットボトル風車+磁石>
鳥の脳内には2mmほどの磁針があり、これが方位磁針の代わりをしているらしいのです。
そのため、鳥は磁石には寄り付かないという習性があるそうで、磁石を置いておけば鳥よけ効果があると言われています。
でも、そのままではなく風車の力で磁気を回すことでより鳥が近寄りにくくなるそうです。
空のペットボトルさえあれば風車は簡単に作れますのでこれもお手軽な方法です。
<鳥よけネット>
ベランダを覆うネットを張る方法です。
このネットの設置が「特に効果的な方法」として国や多くの業者が推奨している鳥よけ方法です。
ただ、マンションなどでは外観を損なうためNGというところも多いと思いますので、管理規定をきちんとチェックする必要があります。
<ニセモノのビニール素材などの鳥>
この手のタイプ、わたしは農園で農作物の被害防止に使っているのは見たことがあります。
風船タイプのものをふくらませて吊り下げるだけなのですが、こうするだけで鳥を寄せ付けない効果があるそうです。
以上、対策法を調べましたが、
「鳥よけネット」と「ニセモノの鳥をぶら下げる」
がオススメです。
とはいえ、鳥も賢いので一度覚えてしまうと
ネットの隙間から入ってきたりニセモノとわかると
寄ってきたりする場合もありますので、
可能であれば鳥よけネット+ビニール鳥
などダブルで使うのがもっとも効果的なのではないでしょうか。
実際にふん害があった場合の掃除方法は?注意点とは?
では次に、ふん害にあってしまった場合、
掃除のコツと注意点についてご説明します。
安全に掃除するためには、手袋とマスクは必ず着用し、
風の強い日は避けて行うことです。
鳥のフンには喘息やアレルギー疾患、食中毒の原因に
なるような菌が潜んでいるため、素手で扱うことは厳禁です。
また、乾燥したフンが空気中に舞い上がりやすいので
マスクも必ずするようにしましょう。
そして、フンのこびりついている部分に水をかけてふやかし、
柔らかくなったフンをぼろ布やキッチンペーパーなどで
ふき取ります。
使用したものはすぐにゴミ袋に入れるようにしてくださいね。
ふき取り終えたら消毒用のエタノールスプレーなどを
吹きかけて拭き掃除をして終了です。
家庭で掃除をする場合は、一度使った掃除道具には
病原菌が付着したままになってしまうので、
「使いまわさず1度使ったら必ず処分する」
ことを徹底してください。
あまりにひどいふん害の場合は無理せず、
専門業者に相談するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
鳥(特に鳩)は、一度気に入った場所を見つけたら
居座るようになり、簡単には去ってくれるようになりません。
鳥よけ対策もたくさん方法がありますので、
色々と試してみてご家庭にあった方法を見つけてみてくださいね。
ふんを見つけたら根気よくその都度掃除をするのも1つの手だと思いますよ!