子供から大人まで好きな人が多いカレー。
作る側からしても沢山作っても保存可能なので、助かるメニューともいえますよね。
でも気になるのが、カレーって作ったらどのくらい持つのか?カレーを冷蔵庫に入れておけば一週間くらいは平気なのでしょうか?
今回はカレーを冷蔵庫に保存した場合、何日くらい持つのかについて調べてみました。
カレーを冷蔵庫に入れて一週間ぐらいは平気なの?
カレーの保存方法は常温保存、冷蔵保存、冷凍保存などがあり、各家庭によってどう保存しているかは違うでしょう。その保存方法によって賞味期限も違ってきます。
最も賞味期限が短いのは常温保存、その次が冷蔵保存、最も長いのが冷凍保存です。
カレーを常温で保存すると食中毒の原因となるウェルシュ菌という雑菌が繁殖しやすくなります。
ウェルシュ菌は熱に強いため、1度繁殖すると再度加熱しても完全に死滅しないため、常温保存だと日持ちしにくいのです。
そのため長く持って1日。
季節や保存環境によっては1日も持たない場合もあります。
では冷蔵保尊の場合はどのくらい日持ちするのでしょうか?
調べてみると色々な意見や考え方がありましたが、最も多い意見が2~3日持つということでした。
カレーを冷蔵保存した場合、2~3日では食べきってしまうように心がけましょう。
ただし、保存方法をちょっと気をつけることで、より長く持たせることも出来るようになります。
カレーを作ったあと、自然に冷まそうとすると表面は冷めても中は温かいという状態になり、菌が繁殖しやすくなってしまいます。
とくに40~50℃の熱で食中毒の元となる菌が繁殖しやすくなるので、ゆっくりではなくすぐに冷ますということが大切になります。
カレーを早く冷ますには桶などに氷水をはって、その中にカレーの鍋を入れます。
そしてかき混ぜながら冷ましてください。
こうすることで急速にカレーを冷ますことができるので、菌の繁殖を抑えることが出来ます。
カレーがしっかり冷めたら、鍋ごと冷蔵庫に入れる、あるいはタッパーなどに小分けにしてから冷蔵庫に入れ保存するようにしてください。
保存状況を良くすることでカレーも5日ほどもつようになります。
1番長くもつ冷凍保存の場合であれば1か月程度は大丈夫と考えられているそうです。
ただし、冷凍保存する場合もその前にカレーを急速に冷ましてから冷凍保存することがおすすめです。
カレーが腐った時のサインは?
腐った時の1番の判断基準となるのがにおいでしょう。
カレーも腐ると少し酸っぱさを感じるようなにおいを発するようになります。
ただカレーのにおいって強いため、においに敏感じゃないと、その酸っぱさに気づかない場合もあるようです。
その際はちょっと味見をしてみてください。
口にした方が酸味を感じることが出来ます。
一口ぐらいではお腹を壊す心配はありませんので、ご安心ください。
少しでも酸味を感じたら、そのカレーはもう食べない方が良いでしょう。
またカレーに粘りがあったり、泡が出ているのも腐っているまたは腐る一歩手前といえます。
かなり腐敗がひどくなると、表面に白い膜のようなものが出来ます。
この正体はカビです。ここまでくると味見するのも危険なレベルなので、すぐに捨てるようにしましょう。
カレーは保存方法で日持ちする期間が違います。
冷蔵保存の場合は2~3日が目安といえます。
少しでも長く日持ちさせたいようであれば、急速にカレーを冷やすことが大切です。
またカレーはどんな保存方法をしていてもいつかは腐ります。
少しでも酸味を感じたり、見た目の変化を感じたら食べるのは控えるようにしましょう。