日本の冬の暖房器具の定番といえば、こたつしか考えられません。
寒い外から帰るとこたつの電源を入れてすぐに座りこんでしまうのではないでしょうか。
こんなに寒いならつけっぱなしで外出しても、こたつなら大丈夫だろうと思っていませんか?
電気代や火災になる危険性は無いのでしょうか。
こたつの電気代ってずっとつけっぱなしだといくらぐらいになるの?
最近の家電製品は省エネ設計が主体になっています。
当然こたつも以前のヒーターユニットに切り替わってからは、省エネ対応こたつになっています。
省エネ対応こたつでも、外出する際に電源を切り忘れてしまったりした経験のある方も大勢いるのではないでしょうか。
そう言う日に限って丸一日、部屋に帰ってくる事が、出来なかったなんて事になるとこたつは24時間ついたままになってしまいます。
部屋に帰ってきた時に
「ゲっ!点けっぱ・・・いったいいくら電気代かかったんだ・・・」
と声に出てしまいそうですよね。
最近のこたつを購入しているのであれば、驚くほどの料金が取られる訳ではありません。
最新のこたつを24時間つけたままの状態でかかる電気料金は
強で使用した場合90円~120円
弱で使用した場合35円~55円
となっています。
24時間つけたままで最大で120円ということです。
意外とかからないじゃんと思ってはいけません。
これが毎日つけたままの状態にしてしまうと1カ月で3600円程度がついで回る事になります。
たかが3600円と思ってしまいがちですが、他の電気代と合算すると結構な金額になると思います。
ですから小さい事からコツコツと電気を切る事で節電すれば、浮いたお金で美味しい食べ物が食べる事ができるかもしれませんよ。
こたつをつけっぱなしにしておくと危険?火事とかは大丈夫なの?
こたつを24時間つけたままでも、電気代が最大で120円という事ですから、ちょっとは点けたままでもと安心してしまいそうですようね。
でもこたつをつけたままにしておいて危険は無いのでしょうか?
実は、こたつによる火災が意外と多いのです。
ヒーターユニットに何かが触れている状態が長く続いてしまうと、接触している部分から火の手が上がる事が多いのです。
冬場は洗濯物が乾かないというケースがあって、乾燥機を使うまでもないと思ってこたつの中に入れてしまう方も多いでしょう。
それにこたつは、温度的には高くないと思っている方も多く、そのまま出掛けても問題ないと考えている人もいます。
しかし、ヒーターユニットは結構な熱量を持っている為に、少しでも接触していた場合には底から引火する可能性があるのです。
また古いこたつを使用している場合には、電源ケーブルがショートして火災を発生させる事があります。
安全装置が付いていても、故障している場合には、安全装置が働かず温度が上昇をし続けて最終的には出火してしまう事があります。
火事を出さないようにするには、基本的には電源をつけたままにしないが、第一条件です。
次に古いこたつはなるべく使用しない。
最後にこたつの中には何も入れないです。
まとめ
こたつを点けたままにしてしまった場合の電気代や点けっぱなししで火災にはならないのか?について紹介してきました。
最新のこたつでは、昔の電気こたつとは違ってかなり省エネ構造になっています。
冬の電気代が高いと思っているなら、今使っている古いこたつを新しい物に変えるだけでも、電気代に大きな差が生まれてくるでしょう。
またこたつを点けたままの状態だと火災になるのかですが、こたつ本来の使い方をしていれば問題なく火災はおきません。
洗濯物をちょっとだけでもと思っていると火災を引き起こしてしまう可能性があります。
こたつの中に入れるのは足だけにしておきましょう。