いちご狩りって妊娠中には、行ってはいけないのでしょうか?
農薬などは心配ですが、
安全にいちごを食べる方法があれば知りたいですね。
詳しく調べてみました。
いちご狩りに妊娠中に行って、いちごについていた農薬や虫は大丈夫?
いちごには鉄分やタンパク質など豊富な栄養が
たくさんあるので、妊婦さんのあなたにとっては
是非取り入れていきたい食材ともなります。
少しそのいちごのルーツについて解説してみましょう。
いちごは、14世紀のヨーロッパで栽培され、
その後江戸時代にオランダ人によって
日本に伝わりました。
1日に5粒たべるたけで、身体に十分な栄養が
摂取できるということで、
まさに妊娠中でつわりなどがある妊婦さんにとっては
うってつけの食材となります。
●いちごに含まれている栄養分
・ビタミン
・葉酸
・カリウム
・食物繊維
・鉄分
・タンパク質
など
いちごには豊富な栄養がたくさんあります。
妊娠中には是非とりいれたい食材となり、
とくに葉酸は、胎児の中枢神経を作る重要な
役目があるようです。
妊娠初期には、1日に400μg摂取するといいとのこと・・
厚生労働省からも推奨されているとか・・
この葉酸はいちごにはたくさん含まれているようです。
●いちごの効用として
・ストレスを軽減
副腎皮膚ホルモンの分泌を促し、
妊娠中の様々なストレスの解消に役立ちます。
・豊富なビタミン
ビタミンCがたくさん含まれているので、
肉体疲労に役立ちます。
・いちごで美肌効果
いちごにはポリフェノールが配合されている為、
美肌効果があります。
・いちごで便秘解消
いちごに含まれるペクチンの整腸作用で
下痢も便秘も改善されます。
その上ペクチンはコレステロールの吸収を抑え、
血糖値の上昇を抑制します。
妊娠中はどうしても胎児にビタミンを
取られてしまうので、肌荒れを起こしたり、
疲れやすくなったりするので、
積極的なビタミンの摂取が必要です。
●いちごの農薬について
いちごの実の特性で表面にぶつぶつがたくさんありますね。
そこは凸凸していて他の果物よりもどうしても
農薬が残留しやすくなってしまいます。
いちごの残留農薬基準値については、
アメリカ0.6ppm、EUでは0.01 ppm、
日本ではなんと3 ppmとなっているとか・・・
スーパーで買ってきてそのまま食べるわけにはいかないですね。
●農薬が人にもたらす被害として
・農薬は化学物質なので、神経系に影響を及ぼす。
・脳発達に阻害を起こす可能性がある
・アトピーなどの原因ともなります。
栄養たっぷりのいちご、安全に食べるには、
いちごの洗い方にコツがあるんです。
妊娠中でも安全にいちごを食べる方法とは?
妊娠中でも安全に食べるためには下記のような方法があります。
・重曹ってご存知ですか?スーパーで売っていますが、
この重曹は弱アルカリ性で、農薬は酸性になります。
よって両方で中和される為、重曹で洗うといいようです。
・いちご狩りなどで土の上に実がなっている場合は、
特によく洗っておくようにするといいですね。
土に触れたりした部分は、
重曹や流水で十分に洗い流してからにした方がよいそうです。
いちご狩りなどでは、くれぐれもその場で食べることを
しない方が胎児の為には安心ですね。
・冷蔵庫内での保管は、果物の場合は、数日内で食べきるようにしましょう。
●リステリア・モノサイトゲネスの食中毒とは?
動物の腸管内、土の中などに存在する細菌で、
低い気温でも生き残れる性質を持っている為、
冷蔵庫などでの保存でも安心はできません。
抵抗力の弱いお年寄りや病人など食中毒症状として
発症してしまうこともある為、注意が必要です。
妊婦のあなたも知識は知っておくといいですね。
まとめ
あまり過度に神経質にならないことも妊婦さんにとっては大切です。
過剰に心配してしまうと、心理的に食物自体を美味しく
摂取できなくなってしまいます。
安全にいちごを食べる方法をきちんと把握していれば、
いちごはとても良質な栄養となりあなたも元気になり、
お腹の赤ちゃんも喜びます。