赤ちゃんが生まれると色々なものの安全性が
気になりますよね。
動き回るようになるとちょっとした隙に
いろんなものに触れてけがをしてしまったり…
特に心配なのが暖房器具です。
安全性が低いものを使用していたら
大やけどをしてしまったなんてことも起こりるからです。
そこで今ママたちの間で注目されている暖房器具が
オイルヒーターなんです。
空気を汚すことのない、環境にやさしい暖房器具として
人気が高まっている暖房器具“オイルヒーター”。
安全性も高いといわれていますが、
赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使用できるのでしょうか?
なぜオイルヒーターは安全といわれているのか?本当に安全なのか?
今回調べてみました。
オイルヒーターだと赤ちゃんはやけどしないって本当なの?注意点は?
オイルヒーターは本体内部に密閉されているオイルを
電気を使って温め、パネル全体に循環させてから放熱を始めます。
その放熱によって起こる対流や輻射熱によって
部屋を暖めていきます。
温風を出すタイプだとほこりを巻き上げてしまい、
アレルギーを引き起こす可能性もあるといわれていますが、
オイルヒーターはそういった心配もいりません。
環境面をみると赤ちゃんがいるご家庭にも
安心してご使用いただけるといえるでしょう。
安全性に関してですが、オイルヒーター本体は
どこのメーカーも安全性を考慮したつくりに
なっているのも特徴のひとつです。
有名なオイルヒーターメーカーでは
オイルヒーターの表面温度が60℃以上にならないように
抑えられており、熱を発する場所も指を入れにくい構造に
なっています。
人の肌は100℃のものに触れると皮膚が損傷し、
130℃以上のものに触れると皮膚の内部まで
損傷してしまうそうです。
オイルヒーターならやけどなどの心配もないでしょう。
ただし万が一ということもあります。
60℃のものを触れば大きなやけどにはなりませんが
触れ続ければ低温やけどになってしまいます。
1歳までの赤ちゃんの1番多い事故は低温やけどです。
どんなに安全といわれていても
絶対安全ということではありません。
動き回って大変という場合はオイルヒーターの周りに
柵などをして触れない環境を作っておきましょう。
赤ちゃんにとって、他の暖房器具と比べると安全性はどうなの?
赤ちゃんは体温を調節する機能が未熟なため、
外の気温に大きく影響され体温が上がったり下がったりします。
そのため寒い日などは暖房器具を使って
快適な室温を保ってあげることが大切になります。
冬の日中であれば室温は⒛℃~23℃、
湿度は40%~60%が赤ちゃんには適しているといわれています。
オイルヒーターには様々な安全装置や機能が付いています。
一般的なオイルヒーターにはサーモスタット機能
というものが付いています。
この機能は設定した温度になるとスイッチが切れ
温度が設定より下がるとスイッチが入るというものです。
この機能を使えば赤ちゃんに適した温度を保つことが出来ます。
また万が一赤ちゃんがオイルヒーターに触れようとしても
転倒防止機能やチャイルドロック機能があるため、
一緒に転倒したり変に操作したりという心配も
ほとんどないといえるでしょう。
部屋の上部にあるエアコンは赤ちゃんが触れるなどの
心配が全くなく安全性の高い暖房器具といえるでしょう。
しかしエアコンは温風を使って部屋を暖めるため、
部屋は乾燥してしまいます。
赤ちゃんののどはとてもデリケートなため
部屋が乾燥するとすぐにのどを痛めたり、
咳などの症状が出ます。
赤ちゃんがいる場合にエアコンを使うときは
加湿器が必須となります。
ほかの暖房器具をみても表面温度が高くなってしまうものも多いですし、
オイルヒーターが最も安全といっても過言ではないでしょう。
まとめ
安全性だけで判断するとオイルヒーターは
赤ちゃんがいるご家庭にはおススメといえるでしょう。
しかし電気代が高かったり、部屋が温まるまで時間がかかる
などのデメリットもあります。
どの暖房器具を使うのがベストか、
赤ちゃんのことやご家庭のことなどを
考慮したうえでご検討ください。